河野太郎氏(2021年撮影)

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自民党の河野太郎広報本部長が2022年5月12日、自身の発言を誤解を招くような形で切り抜いた動画が拡散されているとして、ツイッターで注意を呼び掛けた。

問題視したとみられる動画は、新型コロナウイルスのワクチンに関するもの。投稿によれば、河野氏の発言を「あたかもワクチンをうったらウイルスを撒き散らすと言っているかのよう」に編集していたという。

「反ワクチンの人が流しています」

注意を呼び掛けた投稿で河野氏は、「ワクチンをうった人とうたなかった人で、コロナ感染時に体内から排出されるウイルスの量にどれだけ違いがあるか調べた研究があります」として、

「そのことを話しているのに、あたかもワクチンをうったらウイルスを撒き散らすと言っているかのように動画を切り取って、反ワクチンの人が流しています。ご注意を」

と訴えた。

続けて、ワクチン接種後に「体内でウイルスが生成されることはありません」とし、「ワクチンでコロナに感染した、人にコロナをうつした、コロナウイルスをばら撒いた、はみんなデマです」と断じた。

ツイッターでは、タレント・中川翔子さんのYouTubeチャンネルに21年9月に公開された「ワクチンって大丈夫なの?誹謗中傷ってどうなの?対談してきました!」での河野氏の発言を切り抜いた動画が、一部のユーザーの手で拡散されていた。