ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが、5月11日未明、亡くなっていたことが報じられた。享年61。都内の自宅で意識を失っているところを家族に発見され、救急搬送されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 ダチョウ倶楽部として「聞いてないよ〜」「ヤー!」「どうぞ、どうぞ」など数々のギャグで国民を大いに楽しませてきた上島さん。2020年に亡くなった志村けんさんと『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)などで共演し、師弟とも言える関係を築いた。

 その一方、後輩の面倒もよく見ており、上島さんは「竜兵会」を開いて、まだ若手だった有吉弘行、土田晃之らに食事を振る舞うなど心優しく後輩を応援してきた。

 穏やかな人柄で愛されてきた上島さんの訃報に、同日、各界の著名人が追悼のコメントを寄せた。

『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)などで共演したビートたけしは、自身の公式サイトで《上島、大変ショックです。40年近く前から一緒に仕事をしてきたのに、芸人は笑っていくのが理想であって、のたれ死ぬのが最高だと教えてきたのに、どんなことがあっても笑って死んで行かなきゃいけないのに、非常に悔しくて悲しい》と悔しさをにじませた。

 ダウンタウン・松本人志は、ツイッターに《今日は仕事でテンションを上げるのに少し苦労しました。同世代の仲間やからね…》と、直接、名前は出さないものの、同世代の上島さんを悼んだ。

 また、同い年で親交が深く、2019年まで同じ事務所の所属だった山田邦子は、自身のブログに《信じられない! 何があったのか 何に苦しんでいたのか 全くわからないが 竜ちゃん、これは本当に悪い冗談だ。聞いてないよ!!》と上島さんの持ちギャグを使って衝撃と悲しみを表した。

 続けて《竜ちゃんとは同い年で 誰にでも分け隔てなく優しかった竜ちゃんは 私の体のことを心配してくれたり 後輩たちの面倒もよくみて みんなから慕われていました。そのみんながショックです。大好きな志村さんも 驚いてると思う》と悼んだ。

 次ページでは、著名人のコメントを一挙紹介しよう。

志村けんさんからもかわいがられた

●恵俊彰
「僕が出会ったのは、(ダチョウ倶楽部の前身の)キムチ倶楽部のころ。六本木のショーパブで幕間にコントをやった。ダチョウ倶楽部さんは、楽屋でずっとダメ出しして、芸を磨いていた。僕の下北沢の家に来て、夜な夜な『売れてえなあ』って話した。もっと話をしたかった。本当につらい」(『ひるおび!』)

●電撃ネットワーク・南部虎弾(ダチョウ倶楽部の元メンバー)
「あまりのことに、言葉も出ません、、うそだろ?? 辛い! ダチョウの中で一番いいやつだったのに、、、苦しかったのかな? 今となっては、、お悔やみ申し上げます! としか 合掌!」(ツイッター)

●桑野信義
「竜ちゃんまで何処かに行っちゃった 殿と飲んでるのかな それとも殿に怒られてるかな…。俺たちゃ寂しいよ… また皆んなでバカ言いながら飲もう I will love all of you forever!!」(ブログ)

●出川哲朗
「無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチュ〜したかったです。最高のライバルであり最高の友でした」(事務所を通じたコメント)

●ガダルカナル・タカ
「本当に寂しがりなんでね。いつも家にいて奥さんと仲よくしてればいいのに、やっぱりいろんな先輩に連絡して食事に行ったり、後輩を集めて飲みに行ったり、とにかく人と接していて “上島竜兵はここにいるんだよ” っていうのをわかってもらわないと不安なタイプの人だったんですよね。とにかく飲みにいくのが好きでしたね」(『情報ライブミヤネ屋』)

●松本明子
「お互いに10代の頃からモノマネ番組だったり、たけしさんのお笑いウルトラクイズとか、同じ時代を切磋琢磨しながら “売れたいね、どうやったら売れるのかな” って楽屋で話した。同世代を生きてきた仲間のこういうニュースを聞いて、信じられないというか、胸の奥がもぎ取られるような気がしてます」(『ゴゴスマ〜GOGO!smile〜』)

●小柳ルミ子
「何時お会いしても明るく お元気で 常に謙虚で 礼儀正しく可愛らしい上島さんでした。けんちゃんも可愛がっていて 仕事は順風満帆だと思っていました なのに…何故? 繊細な方だから未来に不安や責任を感じてらしたのでしょうか。奥様のお気持ちを思うと辛くて… 上島さん 慕ってらした けんちゃんと会えましたか? 又 大好きなお酒を飲みながらコントのネタでも考えてらっしゃる事でしょう 残念です 本当に残念です」(ブログ)

●おぎやはぎ・矢作兼
「朝知ったけど、いまだになんにも言えない。なんで、なんでって。ただただショック。残念で仕方がない。理由はひとつじゃないと思うんですけど、何個もあると思うんですけど、なにもわからないことだらけなので……」(『ポップUP!』)

●おぎやはぎ・小木博明
「最近もお仕事させてもらったんですけれども、そういう感じは見受けられなかった。とにかくリアクション芸、お約束、団体芸を築きあげた人ですから、一緒に番組出ると楽しい。やさしいんですよ。僕らが出始めの頃も、偉ぶらないで低姿勢で、すごいやさしい大好きな先輩でした。つらいです」(『ポップUP!』)

●千原ジュニア
「リアクションとか、そういった部分が大きく取り上げられるんですが、もともとは3人で、すごく計算されたコントをやられていた。そういうことができるから、お約束がキッチリできる。(“おでん芸” は)本当に熱々のおでんを持ってきたADに “熱すぎるよ” って。『リアクション取るんだから冷めたおでんで、やけどするのがプロだから』って。そういうのがあった3人だったので、その1人を亡くされた心情は計り知れない」(『ゴゴスマ〜GOGO!smile〜』)

●林家ペー
「ショック! 我が愛すべき竜ちゃん! 何故!こんなに早く逝ったんですか! 彼の人柄そのものの素晴らしいいじられ芸! 後輩にも大変慕われ同業者として『お笑いウルトラクイズ』(90.10,19有明ロケ)では20年彼の芸人魂とご一緒させて頂き大変感謝致しております ご冥福をお祈り致します合掌」(ツイッター)

●宮根誠司
「とっても優しくて気遣いのできる、テレビとはまったく違う優しい方。志村けんさんの誕生日会などにも、毎年呼んでいただいていたんですけど、“大阪から来たんだから” って、必ず上島さんが志村さんの横に連れていってくださるんですよ。必ず横についてくださって、僕と志村さんがお話しできるようにしてくださったのを今でも覚えてる」(『情報ライブミヤネ屋』)

●桂文枝
「上島さんもショックでしたが 明るい性格の後ろ側 わからないものですね」(ブログ)

楽しそうにコントを演じていた上島竜兵さん

●大竹まこと
「上島くんは本当に貴重な、稀有な存在。いろんなバカができる人って、そんなにたくさんはいない。バカができるこういう人は本当に貴重。竜兵会とかもあって、後輩にもたくさん好かれる芸人さんだった。ご冥福をお祈りいたします」(『大竹まこと ゴールデンラジオ!』)

●品川庄司・品川祐
「信じられない。尊敬する優しい先輩。たくさんのことを教わりました。優しい言葉をかけてくれました。ありがとうございました。ゆっくり休んでください」(ツイッター)

●高橋みなみ
「AKB48のイベントにも多々ご出演してくださいました。私、ノースリーブスという3人組のユニットをやっているんですけど、デビュー当時にダチョウ倶楽部さんに弟子入りして、コントだったり芸を教えていただく企画をやったことがあって。うまくいかないときも本当にお優しく、楽しくやればいいんだよって言ってくださって。今でも信じられないです」(『ひるおび』)

●中川翔子
「ショック過ぎて信じられない 中野なので、子供の頃よく街で見かけていました、、なぜ」(ツイッター)

●加藤浩次
「びっくりしています。ダチョウ倶楽部のお笑いはこれなんだとずっとやってきて、若い方から高齢の方までみんなが知っている。そして誰も傷つかないというか、みんな笑えるということを体現してくれてた」(『スッキリ』)

●安田大サーカス・クロちゃん
「嘘だと言ってほしい。信じられないです。本当に。1人で悩まないで。長引くコロナ禍で心が疲れてる人が多いと思う。知らず知らずの内に。だから、すぐに解決しない事に悩みすぎないで。1人じゃ無いから、自分だけじゃないから」(ツイッター)

●あばれる君
「上島さん。大晦日にロケで一緒に体張らせてもらった時、自分の一つの夢が叶った瞬間でした。ありがとうございました」(ツイッター)

●古舘伊知郎
「僕の大好きな映画で『上島ジェーン』って、上島さん主演の映画があるんですよ。『上島ジェーンビヨンド』もまたさらに好きで。情けないサーファー役なんですよ。本当にお約束の連続。こんなに楽しませてくれる、情けない男を演じるって天下一品。何度も見たんですよ。すごく面白い映画」(『ゴゴスマ〜GOGO!smile〜』)

●モト冬樹
「竜ちゃんとはフジテレビのものまね番組で共演する以前から共通の知人を通してプライベートでもよく飲んだりしていた。志村さんと飲んでいる時もいつも一緒だったしまじめでみんなに慕われていたのにまったくわけがわからない本当のことはきっと本人しかわからないだろうけどあまりに悲しすぎるよ竜ちゃん楽しい思い出をありがとう。お疲れ様でした。謹んでご冥福をお祈りいたします」(ブログ)

●ローラ
「上島さん。たくさんの人をいっぱいいっぱい笑わせてくれて、ありがとう 天国でもいっぱいリラックスして、楽しく過ごしてね。お空にいったら、遊びに行くからね」(インスタグラム)

●野沢直子
「竜ちゃんの訃報を聞き、言葉がありません。私はもう四十年以上前に、竜ちゃんと劇団テアトルエコーの養成所で一緒でした。私は七期生で竜ちゃんとジモンちゃん(ダチョウ倶楽部)の2人が八期生だったので、養成所の忘年会なんかがある時に一緒に遊んだりしていました。お互いにテレビに出始める前から知ってる間柄、テレビに出始めてから特に一緒に飲みに行ったりすることはありませんでしたが、テレビの仕事で会えば養成所時代と同じ感じで、『よお』と話してくれる優しい人、ずっと変わらなくて、その顔を見ると安心する人でした」(ブログ)

●EXIT・兼近大樹
「いろんな背景があるんで安易に想像して発言はできないですけど、生まれる前から(芸人をやられていて)憧れもあって……」(『めざまし8』)

 誰もが楽しめる笑いを、長年、届けてくれた上島さんの冥福を祈りたい。

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