3月13日の決勝は「鎌倉vs川越」!第2回 FiNANCiE杯、準決勝がスゴかった
ブロックチェーン技術を利用したNFT事業やトークン発行型クラウドファンディング2.0「FiNANCiE」。
一般的なクラウドファンディングなどのように「お金を出して終わり」ではない、クラブとファン・サポーターの新しい関係性は世界的にも注目されており、日本では株式会社フィナンシェが提供するFiNANCiEがここ一年で一気に浸透してきた。
そんなFiNANCiEの名を冠したサッカー大会、第2回 FiNANCiE杯が3月6日(土)に開幕した。その様子をお届けする。
鎌倉に誕生した新たな“遊び場”、「鳩スタ」
株式会社フィナンシェが主催し、優勝トロフィーがNFT(非代替性トークン)で贈呈されることでも話題のFiNANCiE杯。
会場は第1回大会に続き、FiNANCiEでトークンを発行しているクラブの一つ、鎌倉インターナショナルFCのホームである「みんなの鳩サブレースタジアム」となった。
クラウドファンディングなどを活用し、2021年に誕生した、通称“鳩スタ”。Qolyはここがまだ空き地だった2019年に取材で訪れているが、当時何もなかった場所に照明設備の付いた緑色のグラウンドが広がっている光景は、率直に言って感動的だった。
このグラウンドの建設自体にFiNANCiEが活用されたわけではないが、人々の思いが形となり、クラブが前へ進む力となる姿はやはりダブるものがある。
みんなの鳩サブレースタジアムが建設される以前、鎌倉市内には市民が利用できる人工芝グラウンドは存在しなかった。
鳩スタが完成したことで、サッカーはもちろん、子供たちの遊び場など多用途でこの場所が活用されている。大会当日のこの日も「今度、グラウンドゴルフで使いたい」という年配の女性がふらりと訪れ、スタッフが真摯に対応する姿が印象的だった。
COEDOの注目は「背番号8」
そんな地域に愛されるグラウンドで開催されている今大会。参加する4チームは、いずれもFiNANCiEでトークンを発行しており、6日の準決勝では2チームずつが対戦した。
第1試合では、「埼玉県川越市からJリーグへ」を掲げるCOEDO KAWAGOE F.Cと、関東1部リーグに所属する強豪エスペランサSCが激突。
試合は、COEDOが前からプレッシャーをかけてエスペランサのビルドアップを阻害。ペースを握るとその流れのまま、セットプレーから柳田真志が先制点を奪うことに成功する。
【2022.03.06(WIN)(ハイライト)】
🆚COEDO KAWAGOE F.C 2-0 エスペランサSC(関東1部)
見事フィナンシェカップ準決勝、関東1部エスペランサSCに勝利!
3/13決勝進出!
🏆 FiNANCiE杯争奪 準決勝
🗓 3月6日(日)16:30 KICK OFF
🏟 みんなの鳩サブレースタジアム#COEDOKAWAGOEFC pic.twitter.com/H09XkSmQqO
— COEDO KAWAGOE F.C / 川越からJリーグへ (@coedo_kawagoe) March 7, 2022
COEDOは現在、川越市社会人1部リーグに所属。関東1部のエスペランサと比較すると格下に位置付けられるが、チームの完成度や選手から感じる上昇意欲はかなり高いものがある。
2022シーズンの新ユニフォームとともに掲げられた『圧倒的躍進』の文字に偽りはない。それを取り巻く“熱”も高く、この試合の応援席では数人のサポーターが絶えず手拍子を送っていた。
試合はその後、タイトルのかかった大会らしく白熱。あのディエゴ・マラドーナともプレーした元アルゼンチン代表のホルヘ・アルベルト・オルテガ氏率いるエスペランサの情熱と勝負へのこだわりはさすがのものだった。
しかし、COEDOは高い技術と冷静さでそれをしのぎ、後半に村山竜太が追加点を奪って2-0と勝利。見事決勝進出を決めている。
個人では、川越市にある尚美学園大学から今年COEDOに加入した大島龍斗(8番)が目立っていたぞ。
【新規加入のお知らせ】
この度、大島龍斗(@Ryuto_0405_)選手が2022シーズンに新規加入することが決定いたしましたのでお知らせいたします。
尚美学園大学で背番号10を背負い、昨年の天皇杯県予選でもゴールを決めた選手です。
🔽大島龍斗選手 コメントhttps://t.co/z3ZaNlH2Ng#COEDOKAWAGOEFC pic.twitter.com/4rRMAN9dzA
— COEDO KAWAGOE F.C / 川越からJリーグへ (@coedo_kawagoe) January 24, 2022
埼玉平成高校時代、現川崎フロンターレの佐々木旭とチームメイトだった大島。優雅さと力強さを兼ね備えたドリブルは一見の価値ありで、13日の決勝ではぜひ注目してほしい。
もっと上のカテゴリーでプレーしてもおかしくない選手だけに、COEDOの“クラブ力”が感じられる。
前回王者・鎌倉インテルが激闘を制す!
続いて第2試合は、地元の鎌倉インテル(神奈川県2部)が登場。堀江貴文氏が経営に携わっていることで知られるTOKYO2020 FC(東京都2部)と対戦した。
前回王者の鎌倉が試合を優位に進めるかに思われたが、意外にも先制したのはTOKYO2020 FC。33分に横田峻がゴールネットを揺すった。チーム自体の仕上がりも悪くなく、鎌倉は自分たちの形が作れない時間が続いた。
しかし後半、TOKYO2020に疲れが見えはじめ、以降は鎌倉がイケイケの展開に。68分にセットプレーから川又悠史が押し込み同点に追いつくと、後半アディショナルタイムには林洸太朗が劇的弾を叩き込む!
🕐 91' Kamakura Inter 2-1 TOKYO2020 FC#鎌倉インテル#clubwithoutborders pic.twitter.com/1RpnnkjxO5
— 鎌倉インターナショナルFC|Kamakura International FC (@kamakura_inter) March 7, 2022
厳しい試合をものにし、2大会連続の決勝進出を決めた鎌倉。試合を見守ったファンらがチームとともに歓喜する姿は、カテゴリー関係なくやはり特別な瞬間だった。
応援席には熱心な地元ファンに加え、子供が鎌倉インテルのサッカースクールに通っている親子や、そのサッカースクールでメインコーチを務める明治大学サッカー部元監督、“鎌倉生まれ・鎌倉育ち”の神川明彦氏の姿もあった。
これにより、13日に行われる決勝戦と3位決定戦のカードは以下のように決まった。
第2回 FiNANCiE杯
2022年3月13日(日)【3位決定戦】
エスペランサSC vs TOKYO2020 FC
9:00キックオフ
【決勝】
COEDO KAWAGOE F.C vs 鎌倉インターナショナルFC
11:30キックオフ
両試合は、FiNANCiEのYouTube公式チャンネルでライブ配信される予定だが、現地観戦もオススメ!
湘南モノレールの湘南深沢駅から徒歩1分の「みんなの鳩サブレースタジアム」はロケーションが非常に良く、試合を楽しむだけでなく前後に江の島・鎌倉観光を行うことも容易だ。試合会場にはキッチンカーも出店しているぞ。
グラウンドの向こうには綺麗な富士山も。
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そんな鎌倉らしさとともにサッカーを楽しむことができる「FiNANCiE杯」。新しい大会だからこその様々な魅力をぜひ味わってみてほしい。
