羽生結弦が中国の子どもたちにも大人気【写真:AP】

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北京五輪エキシビションで「春よ、来い」熱演

 北京五輪は20日、フィギュアスケートのエキシビションが行われ、男子シングル4位となった羽生結弦(ANA)が登場。後半21番目のプログラムで北京最後の舞を見せた。演技後には中国のフラワーガールたちが次々とハイタッチをしに駆け寄ってきた。「鬼モテしてる」と注目を集めている。

 フィナーレも終わり、リンクの端にいる時だった。衣装をまとった少女たちが選手の前を通り過ぎていく。その中で羽生にはひと際多くの子たちが群がった。五輪を連覇した王者は丁寧にハイタッチ。満面の笑みを浮かべて応えた。

 心優しいスケーターの温かい対応。ファンを思い、楽しいひと時が生まれたシーンに対し、ネット上のファンからは「羽生さんフラワーガールに鬼モテしてる」「みんな羽生くん大好きなんだなー!」「ああいうフラワーガールちゃんたちも大事にするのほんと好き」「嬉しいだろうねー」「爆モテしてる」と注目し、感銘を受けた様子のコメントが相次いだ。

 羽生は「春よ、来い」の美しいピアノの調べに乗り、情感たっぷりに演じた。男子シングルはショートプログラム(SP)8位、フリーは総合4位。3連覇は逃したものの、挑戦した4回転アクセルが世界初認定された。この日は出番を終え「皆さんにこうやって見ていただけるからこそ、僕はこうやって滑ってこられた。見ていただくからこそ、僕の演技に何かしらの意味が生まれる。皆さんに感謝したいと今、思っています」と話していた。

(THE ANSWER編集部)