急騰続く雅本化学、ファイザーコロナ新薬との関連性を改めて否定
雅本化学の株価は20日の始値7.34元から急上昇し、20日に前日比+13.28%高で取引を終えると、22日、23日と連続で同+20%高のストップ高を記録。27日も再びストップ高で終値15.97元となり、17日の終値から6営業日で約116.40%上昇した。
カロン酸無水物は、ファイザー社がリトナビルと併用する新型コロナ治療薬候補として開発した抗ウイルス薬PFー07321332を合成する上で用いられると中国のメディアが報じている。同物質を製造している雅本化学がファイザー社の新薬開発に関連しているとの憶測が広まり、株価の急騰に繋がったものとみられる。雅本化学は23日、25日にもファイザー社とのカロン酸無水物にかんする取引がないことを説明する公告を出したものの急騰は止まらず、27日の公告で改めて関連性を否定した。
雅本化学は2006年設立の化学製品メーカーで、2011年9月に深セン証券取引所の創業板に上場した。2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比7.08%増の16億424万9595.24元、純利益は同23.03%増の1億5075万2618.61元。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
