日韓企業に見られる「中国撤退の動き」、中国企業にとっては好機だ=中国報道
記事は、日本企業の脱中国の動きについて、サプライチェーンの見直しを図った日本政府が、生産拠点の国内回帰と多元化を呼び掛けたことに起因していると紹介した。これに対して87社がすぐに反応し、第二弾に申請した企業は1670社に上ったとの報道を伝えている。このニュースは中国人にとって衝撃的だったのか、広く知られているようだ。
日本企業がこれまで段階的に中国から撤退してきたのは、日中関係の悪化による反日感情や米中貿易摩擦、コロナショックで明るみになったサプライチェーンリスクなども要因とされているが、記事は中国にまつわるこうした問題には全く触れていない。
むしろ、日本企業が撤退するのは中国企業にとっては悪いことばかりでもないと主張している。中国の人件費高騰はそれだけ経済が発展したことを意味しており、海外企業が撤退すれば中国ブランドが台頭するまたとないチャンスになるとした。そして、日韓企業は東南アジアに移転したからといってうまくいくとは限らないとけん制している。
記事からすると、中国はもはや外国企業の助けは必要ないほど製造業が発展したと考えているようで、この先もさらに発展を遂げて「中国は世界一の製造強国になる」と記事を結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
