中国のポータルサイトに「日本ではどうして中国のように不動産の『爆買い』現象が起こらないのか」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国のポータルサイト・百度に18日、「日本ではどうして中国のように不動産の『爆買い』現象が起こらないのか」とする記事が掲載された。

 記事はまず、日本の不動産価格の下落が続いてきたことを挙げた。価格が安くなれば多くの人が購入意欲を持つと考えがちだが、実際はその逆であり、「これからも値下がりが続くかもしれない。今買ってしまえば損をするかもしれない」という心理が働くことにより多くの人が購入を見合わせていると説明した。

 次に、日本では家屋の賃貸市場が十分に整備されている点に言及。中国では不動産賃貸市場がしっかり整備されていないために自分の家を持ちたがる人が多いのに対し、賃貸市場が整っており、専門の仲介業者が物件探しから契約、アフターサービスまでワンストップサービスを提供し、行政も不動産賃貸に関する様々なルールを設けてきた日本では、無理をして家を買わなくても賃貸住宅で十分生活していくことができるため、中国ほど持ち家を購入する意欲が高まらないのだと解説している。

 さらに、日本人の生活観念が中国人と異なる点も理由として指摘。中国人にとって持ち家はお見合い市場で良い恋人や結婚相手を得るための必要条件と考えられているのに対し、日本では持ち家のあるなしによって結婚の可否が大きく左右されることはないため、特に若い世代において中国人に比べて家を購入するモチベーションは高くないのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)