VWトゥアレグ新型 中国受けする顔/ヨーロッパ向けの顔 デザイナー・インタビュー
中国向けのデザイン フォルクスワーゲン・トゥアレグ
贅沢なキャビンと人目をひくデザインをまとったフォルクスワーゲンの新型トゥアレグ。デザイナーのフランク・ブルーズ(以下、FB)は、中国市場を重視していると明かす。
中国受けするデザイン。それが欧州で与える影響。そのふたつをきいてみた。
AC:フォルクスワーゲンのフラッグシップモデルをデザインするプレッシャーはありますか?
FB:大勢から注目される一方で、ポロやup!ではできないことにも挑戦できる自由と資金が与えられます。例えば、このヘッドライトは非常に高価なパーツですが、トゥアレグが最初に導入して、他のモデルにはあとから展開されることになります。

AC:欧州市場と中国市場、双方でアピールするSUVのデザインは難しくありませんか?
FB:大きなチャレンジです。中国のお客様は力強いフロントを好みます。つまりクロームのパーツがステータスなのです。
一方欧州では、人々は見せびらかすようなデザインを好まないので、丁度よいバランスを見つけ出す必要がありました。サイズも重要な問題です。中国ではこれでも十分に大きいとは言えませんが、欧州では大きすぎるモデルは敬遠されます。われわれは「5mバリア」と呼んでいます。
ドライバーにやさしいセンサー デザイナーは苦労?
AC:ドライバーアシストに必要なセンサーをクルマのフロントに見えないように設置するのは大変では?
FB:トゥアレグでは、エンブレムに隠してレーダーを設置しています。6代目ゴルフで初めてセンサーを搭載した時は、エアインテークの低い位置に取り付けましたが、設置場所が低すぎてブロックされてしまい、トラブルの原因となりました。どの位置に取り付けるのが良いか、いまお客様からのフィードバックを集めています。

なお新型トゥアレグの詳しい情報については、既報の「フォルクスワーゲン・トゥアレグ新型 実車画像 インテリジェントAWS採用」をご覧いただきたい。
