親切を仇で返されてしまったパリス(画像は『Paris-Michael K. J. 2018年1月12日付Twitter』のスクリーンショット)

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2009年に他界した“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの長女でモデル兼女優のパリス・ジャクソン(19)。このほど彼女がInstagramのストーリに短い動画を公開し、デビットカードを盗まれてしまったことを明かした。

米時間11日の夜、ロサンゼルスの街で車を運転していたパリス・ジャクソン。数人のヒッチハイカーを見かけ、車に乗せてあげたという。そのうちの1人の女性の状態が正常ではなかったため、心配したパリスは持っていた予備の靴下をその女性に履かせてあげるなどして介抱したもよう。その後ファストフード店に立ち寄り、ヒッチハイカーたちに夕食をご馳走したパリスだったが、思わぬ事態が発覚してしまった。

なんとパリスのデビットカードが無くなっていたというのだ。ヒッチハイカーたちに「できる限りの快適な環境」を提供したつもりだったが、「最後にデビットカードを盗むなんて、一体なんてこと!?」と怒りと落胆をあらわにするパリス。セレブという立場でありながら困っているヒッチハイカーに手を差し伸べ、そのうえ食事まで振る舞ってしまうという行動に世間は驚いているようだが、なんとも残念な結末には気の毒としか言いようがない。パリス自身も「良い行いをしたと自慢するためではなく、思いもよらない不幸なエンディングを迎えてしまったことを伝えたかった」ようだ。

その突飛な行動や服装・タトゥーなどから“お騒がせ2世”のイメージが強いものの、昨年10月には飛行機をチャーターしハリケーン被害に遭ったプエルトリコへ物資を届けるなど、彼女は慈善活動に熱心である。過去には「常に感謝の気持ちを忘れず、地域コミュニティーにできる限り貢献していきたい」「若い世代に尊敬され、また彼らの親世代からも認められる存在でありたい」と熱弁していた。

このたびの出来事は“善意を仇で返される”形となってしまったが、「優しく寛大な心の持ち主」「慈愛に満ちた人物」と業界で今なお称賛され続ける父マイケルの教えは、確実に娘のパリスにも引き継がれている。

画像は『Paris-Michael K. J. 2018年1月12日付Twitter』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)