TVアニメ ティザービジュアル ©2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA 文豪ストレイドッグス製作委員会

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『文豪ストレイドッグス』外伝小説発売記念イベントが先日アニメイト新宿で行われ、著者の朝霧カフカさんと、モデルとなった作家の綾辻行人さんと京極夏彦さんのトークショーが行われました。

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『文豪ストレイドッグス』は、国内外の著名な文豪が異能力を持つキャラクターとなって闘いを繰り広げるスタイリッシュ・バトルアクション。コミックスは累計220万部を突破し、2016年の4月からTOKYO MXやテレ玉で、TVアニメも放送されることになり、今年話題になること間違いなしの作品です。

著者の朝霧カフカさんは、普段顔出しをしない作家さんですが、トークショーでは顔を隠さず登場。撮影はNGなので画像はありませんが、清潔感のある好青年という感じ。

もともとサラリーマンだった朝霧さんは、「お話を作りたい!! という気持ちで思い切って仕事を辞めて動画投稿をしながら、どうしようかと考えていた時に角川さんに拾ってもらった」と笑って話していましたが、今回の『文豪ストレイドッグス』がデビュー作だというから驚き。

当日、会場にはラノベ好きな中高生が多く集まると想像していたのですが、意外に大人の女性が多く、会場は満員御礼状態。今回の作品の人気の高さを知ることができました。

「クソみたいな作品だったらこんなに和やかに喋れていなかったし、お互い相手が嫌いな作家だったら、こんなに穏やかにトークショーもできなかっただろう」と綾辻さん。プロットの段階で作品を見たときに、すでに心配していなかったとも語りました。

「正確に言うと、キャラクターのモデルというより、僕のことを知らない朝霧さんが、僕のイメージで描いたキャラクターですよね?」と、京極さんが言うと、「そのまんまじゃん」と綾辻さんにつっ込まれ、朝霧さんも「100倍ぐらいぶっ飛んだキャラクターにしようと思い切って書いたんですけど、『本人そのままだ』と言われ、大変申し訳ないな」と話し、笑いを取っていました。

さらに「本当は京極さんの能力がたまに失敗して、漬物石が落ちてきて、頭が割れて死ぬ……みたいなシーンを入れたかったんですが、作中にうまく組み込めませんでした」と残念そうに言うと、それの方が面白かったと京極さんと綾辻さんが言い、再び会場に笑いが起きました。

執筆中、作家の辻村深月さんが自ら立候補して作品に参戦したそうで、それが見事に作品を作品として成立させていると綾辻さんと京極さんは感心し、おふたりのお墨付きを貰って朝霧さんは嬉しそうでした。

続編についての話になると、「これ、最終的には綾辻と京極が『ずっと一緒だよね』みたいな話だよね」と、綾辻さんが言うと、京極さんは「別の読者層を獲得しようとしてませんか?」と言い、大きな笑いが起きました。

作家から作品へのコメント

●探偵・綾辻行人のモデルとなった綾辻行人さんのコメント

「少年時代、『名探偵』になりたいと夢見た時期があった。その夢がまさか、こんな形で実現しようとは……『殺人探偵』だけど。京極さんとは昔から仲好しなのだが、今後はお会いするたびに”対決”のプレイをすることになるのかしらん……ま、それもまた愉し、だけど。

――にしても。

軽い冗談から始まったような企画を、ここまでちゃんと面白い小説作品(しかもトリッキーなミステリ!)に仕上げてしまった朝霧カフカさんは大したものです。この場を借りてエールを送りますが……『事故死』にはどうぞお気をつけて」

●妖術師・京極夏彦のモデルになった京極夏彦さんのコメント

「微妙に推薦しにくい立場のような気もしたのですが、考えてみれば「小説の部材として擬人化される前の記号としての名前のイメージを構成する要素の素を作った男」という極めて迂遠な関係なので、推してもいいかと思いました。面白いので」

●「探偵・綾辻行人」の付き人役のモデルとなった辻村深月さんのコメント

「十代の頃からずっと大ファンだったお二人の対決をこんな特等席で見られる日が来るなんて。こうくるのか!? という展開の連続に、驚き、悶絶し、にやつき、そして涙……。

なんとよく練られた物語であることかとラストは言葉もありません。朝霧先生、マジ天才。」

と、それぞれ作品にコメントを寄せた。

終始笑いが絶えなかったトークショーは、3人のファンにとってとても貴重なイベントとなりました! そして外伝小説の増刷が早速決定し、いよいよTVアニメも始まる『文豪ストレイドッグス』は、ふたりの作家が推薦する作品として、更に話題になること間違いなしです!!

作品情報は文豪ストレイドッグスをチェック。