いくつもの落雷の瞬間をハイスピードカメラで撮影し、まるで生き物のように稲妻が空を走る様子や、稲妻が地面に到達して光の柱が生まれる様子をスローモーションで捕らえたムービーが公開されています。稲妻は非常に鮮明で、裸眼では確認できない「落雷の時、本当は何が起こっているのか?」という様子をじっくり見ることができます。

Slow Motion Lightning, 12 July 2015 on Vimeo

曇天にチリチリと光が走ります。この時点では稲妻は地上に落ちず、すぐに消えてしまいました。



先ほど光が走ったあたりから、くねくねと光が走り、二股に分かれながら地上に向かいます。



どんどん伸びていき……



地面に到達した瞬間、大きな光の柱が生まれました。



光が収まり、龍のように長い稲妻がくっきり浮かび上がっています。



しばらくすると徐々に消えていきました。



こんな感じで稲妻は空を生き物のように走りまわり、地上に到達した瞬間に爆発的な光を発していきます。以下の画像は稲妻がどんどん枝分かれしている様子をくっきり捕らえています。



この稲妻は地上に到達する前に消えてしまいますが……



まるで轍がそこにあるかのように、次の稲妻が同じような経路をたどって落ちていきます。



そして地上に到達した瞬間、稲妻そのものだけでなく、上空が明るく光りました。



この後も、面白いくらいに同じ経路をたどり、ほぼ同じ場所に何度も稲妻が落ちていく様子が観察できました。



今度の稲妻は……



視界が真っ白になるほどの光の量。



何かが墜落したような光。



縦ではなく横に伸びて……



徐々に稲妻が太くなっていきます。



空が上下に割れたような瞬間も捕らえられました。



明かりのない真っ暗な場所では、稲妻がまるで線香花火のように見えます。



地上に向かっていって……



爆発的な光が周囲を昼間のように照らします。



これは雷など自然の写真やムービーの撮影を仕事とするトム・ワーナーさんが、2015年7月12日に娘と共に嵐を追ってハイスピードカメラで撮影したもの。ワーナーさんはこの他にも1秒間に7207枚の落雷写真を使用したムービーを公開しており、稲妻が枝分かれしながら空を走る様子をハッキリ見ることができます。

Lightning captured at 7,207 images per second on Vimeo

以下は5年間で撮影した10万枚以上の嵐の写真をつなぎ合わせ、嵐が変化していく様子をハイスピードで見せたもの。

Pour Down Thy Weather on Vimeo

また、ウェブサイトでは稲妻や嵐だけでなく、美麗な星空や世界の町並みも見ることができます。

warnerimages

https://warnerimages.smugmug.com/



天空の城ラピュタに出てきそうなスーパーセルや……



オーロラ



満天の星空など。



なお、実際に撮影に使っているさまざまな機材を搭載した専用車の様子も公開されており、非常に興味深いです。

ZT Research - warnerimages

https://warnerimages.smugmug.com/Photography/Ztresearch/i-2DrbFBV