創刊145年を超す新聞社を舞台に勃発したオーナー家への巨額訴訟。不可解な内紛の深層には、バブル期から蠢く闇が隠されていた――。KBS京都の146億円の担保問題。発端は、同社の元社長で、当時の親会社、京都新聞のオーナー社長でもあった白石英司(1929〜1983)が積み上げた、100億円に迫る帳簿に載らない債務だった。その負債はKBS京都が背負わされ、本体の京都新聞では、オーナー家への厚遇がむしろ固定化されていった。戦後、