定年後の限られた年金でやりくりするなか、突如として家計を圧迫する税金や保険料の負担増。実は、過去に受け取った一度限りの臨時収入が、翌年以降の支出に影響を及ぼすケースは少なくありません。ある男性のエピソードから、見落としがちな「所得」と「公的負担」の仕組みについてみていきます。想定外だった「収入扱い」の現実都内近郊で夫婦で暮らす田中恒一さん(69歳・仮名)。中堅メーカーに長年勤務し、65歳で定年退職しま