スウェーデンの家具メーカーIKEAが、たったの4時間で組み立て可能で、従来のものよりも6カ月も長持ちし、屋根にはソーラーパネルが装着されていて内蔵ランプやUSBコネクタに電力を供給することも可能な仮設住宅「Better Shelter」を発表しました。

Thousands of refugee children will soon have safer homes | IKEA Foundation

http://www.ikeafoundation.org/better-shelter/

Ikea's flat-pack refugee shelter is entering production | The Verge

http://www.theverge.com/2015/3/26/8287509/ikea-refugee-shelter-flatpack-photos-iraq-syria

これがIKEAが開発した「Better Shelter」。中の面積は188平方フィート(約17.5平方メートル)で、5人が寝泊まりできるように作られています



軽量ポリマー製のパネルやパイプ、ワイヤーなどが使用されており、組み立ては約4時間で完了します。



また、屋根にはソーラーパネルが設置されており……



Better Shelter内のランプやUSBコンセントに電力を供給できるようになっています。



中はこんな感じ。5人用とのことですが、それ以上の人が入っても何の問題もなさそう。



これはBetter Shelterのプロトタイプで、イラク北部の都市アルビールで実際に使われているものだそうです。



国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の調査によれば、シリアで続く内戦により、約400万人が難民となっており、自身の家から離れなければいけなくなっています。これらの人々はシリアの近隣諸国やヨーロッパへの移民しようと試みているそう。この難民問題を受けてIKEAとUNHCRが共同で開発を進めたのが、Better Shelterというわけ。



他にも、エチオピアは2014年からの1年ちょっとの期間で、既に20万人もの難民を受け入れており、こららの難民支援にも利用されることが予定されています。



Better Shelterは少なくとも3年間利用可能な耐久度を保持しており、従来のものと比べると6カ月も長持ちするそうです。



なお、既にUNHCRが1万個のBetter ShelterをIKEAから購入しており、2015年夏までに各地の難民キャンプにBetter Shelterを配布予定とのことです。