フーケ(株)(TSR企業コード:660536838、神戸市須磨区小寺町1−1−24、登記上:神戸市中央区山本通4−22−28、設立平成4年9月、資本金4150万円、上野庄一郎社長)は10月31日、事業を停止し、破産手続きを永田徹弁護士(くすのき法律事務所、神戸市中央区多聞通3−2−9、電話078−371−5617)に一任した。
 負債総額は約6億円。

 昭和45年創業で業歴44年を重ねる神戸地区で高い知名度を誇る老舗の洋菓子製造・販売会社。創業者の上野庄一郎氏は菓子作りにおいて多数の表彰を受賞するなどの実績が認められ、神戸地区を中心に約20店舗を展開。ピークとなる平成14年8月期には売上高16億1247万円を計上していた。
 しかし、近年は同業他社との競合激化や長引く個人消費低迷などの要因が重なり業績は減収基調をたどり、赤字に転落。その後、店舗の閉鎖などを進めるなどで経営立て直しを図っていたが原材料費の高騰などもあって業況は改善しなかった。26年4月には一部商品の価格値上げを実施するほか、サービス向上にも努めていたが、26年6月末には三宮店も閉鎖し6店舗に規模を縮小。以後も厳しい環境が続くなかで事業継続は困難となり、今回の措置となった。