イタリア3部のサレルニターナ対ノチェリーナのダービーが、開始21分で終了となった。ウルトラスの脅迫を受けたノチェリーナの選手たちが、開始50秒で交代枠3つを使い切り、21分間で5選手が“負傷”で退場したからである。

サレルニターナとノチェリーナのサポーターは、歴史的に強烈なライバル関係にある。そのため、サレルノでの一戦は、ノチェリーナサポーターの入場を禁じる形で開催されることとなった。これが、ノチェリーナのウルトラスの怒りを買ったようだ。

ノチェリーナの選手たちはサポーターから脅迫を受け、サレルニターナの選手たちがウォーミングアップしている間も、ドレッシングルームにとどまった。ノチェリーナ側は主審に、「ウルトラスが殺すと脅しているから、我々はピッチに行かない」と主審に伝えた。

警察は安全を保証し、試合は予定から40分遅れてキックオフを迎えた。だが、50秒で3つの交代枠を使い切ると、3分、7分、13分、15分、21分と“負傷者”が続出。筋肉の問題で5選手がピッチを去った。

こうして、ピッチに残ったノチェリーナの選手は6名に。6人でプレーすることはできない。ルールが明記している。こうして、主審は試合中止を宣言しなければならなかった。