ミランFWジャンパオロ・パッツィーニは、ディエゴ・マラドーナのように3人称を使って話した。2日のラツィオ戦で2得点を挙げたパッツィーニは、こう述べている。

「パッツィーニは常に力を証明する必要がある。ずっとそうだった。パッツィーニはとても満足している。パッツィーニは12ゴールを決めた。このまま最後まで続けられることを願おう」

2日のミラン対ラツィオの一戦は、彼の試合だった。アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は試合前にそう話していたが、選手は彼が正しかったことを示すことができ、喜んでいる。

「2位? 僕らはできるだけ多くの勝ち点を稼がなければならない。パッツィーニと(マリオ・バロテッリ)と(ステファン・)エル・シャーラウィのトリデンテ? そういうことを決めるのは僕じゃない。僕はただ、準備を整えておかなければいけないだけだ」

そう、今回のように、だ。そしてそれはミランも同じである。ミランは直接対決を制し、ラツィオを抜いて3位に浮上した。2位ナポリとも勝ち点5差だ。パッツィーニは「僕らは素晴らしいことをした。2カ月はひどかったけど、そこから挽回したんだ。全員の功績だよ」と、喜びを隠さなかった。

それは、自宅でテレビ観戦したシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長も同じだ。アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、試合後に同名誉会長と話したことを明かしている。

「会長はハッピー、ハッピー、ハッピーだった。すべての選手をたたえていたが、特に一人の選手に賛辞を送っていたよ。会長は、(マッティア・)デ・シリオがファンタスティックだったと言っていた。一つも間違えなかったとね。彼は20歳だがスーパーな選手だ」