「世界一の超高層ビル」、中国企業が90日間での建築を目指す
米紙『NY Daily News』によると、中国の建設会社が高さ世界一の超高層ビルの建設計画を掲げ、分秒を争うかのごとく、短期間での完成を目指しているという。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
遠大可建科技有限公司は、中国湖南省長沙市に高さ838メートルの「天空之城(Sky City)」と称した超高層ビルを90日間で完成させることを目指している。ドバイは5年間の歳月をかけて、高さ828メートルの世界でもっとも高いビル「ブルジュ・ハリファ」を建設した。
遠大可建科技有限公司のシニア副総裁は取材に対し、「短い期間で収容人数3万1400人の世界一高い超高層ビルを建てるために、1日にビル5階分の高さの建設ペースを実現する必要がある」と話す。
「天空之城」は2012年12月に基礎工事を開始、本格的な建設は13年から始まる予定だ。
遠大可建科技有限公司による高さ220階相当の超高層ビルの建設計画は大きな論争を巻き起こしている。同社は建設ペースが速いことで有名である。12年には、2日間のうちに15階建てのビルを完成させ、11年には15日間で30階建ての高層ビルを建てている。しかし、30階建て以上のビルの建設は今までに経験したことがない。
仮に遠大可建科技有限公司が「天空之城」を完成させれば、これは中国の建築技術が不断に進化していることの証である。カナダ・トロントにあるMunk School of Global Affairsのアジア研究所の藤谷主任は「これは、中国企業の新たな強みである」との見方を示している。
藤谷主任は「現代化はさまざまな面におけるスピードを意味する。そのため、極めて短期間で世界一の高層ビルを建設することも、現代化における優位性の象徴である」と指摘した。現在、世界の超高層ビルのうち、9つは中国が建設したビルである。(編集担当:米原裕子)
