ロンドン五輪に臨むU-23日本代表にオーバーエイジ枠を使うか否か、宮市を呼べるのか、香川を呼べるのか。メンバー選考にまつわる話題が注目を集めているね。

やはり、日本人にとって五輪は特別なものだ。ブラジルから来日して随分経つが、当初はこの文化に驚いたものだ。五輪とはアマチュアスポーツの最高位の大会であり、つまりアマチュアリズムが根底に息づく日本のスポーツ文化にとって、目指すべき頂点となる。

プロクラブとして独立独歩し、プロ選手たちが集ってW杯の覇権を争うサッカーは、企業スポーツを主体、つまりアマチュアリズムをベースにやってきた日本のスポーツ界にとって、いわば黒船と言える存在だったかもしれない。ドメスティックで完結し、4年に一度の五輪出場で沸いていれば事足りたものが、日々世界を意識して精進しなければならなくなった。同時にバブルが崩壊し、従来の企業スポーツのあり方では立ち行かなくなった。