見た目は黄色、香り立つ硬さのからすみ

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日本酒を飲みながら、近所のスーパーで買ってきたスルメイカをかじり、なにかもっとスペシャルなつまみはないかと思ってネットで探していたら、高級珍味の「からすみ」を推す意見があり、からすみを取り寄せてみることにした。

ボラはオーストラリア産

ありがたいことに、いまは地方の専門店のからすみをネットで気軽に注文できる時代である。今回は、長崎からすみの老舗「味藤」のものを選んだ。このお店はボラの真子と塩だけを使い、天日干しにするという昔ながらの製法を取っていて、テレビのグルメ番組で有名な料理記者の岸朝子さんもファンだということだ。

購入は味藤の公式サイトでできるのだが、博多駅で博多や九州のおみやげを売る「博多名産コーナー」というお店の通販を利用した。そのほうが送料が安かったのだ。なにしろ、からすみは高く、100グラム数千円の世界である。今回は50グラム前後で3150円という手ごろな価格(?)のものを買ったので、数百円の送料もせこく気になったのだ。

実際に届いたからすみは木箱入りで、パッケージには重さ60グラム弱と記載されていた。冷蔵庫に入れておけば2か月ぐらいは保存できるそうだ。なおボラはオーストラリア産とのことである。

薄切りでも味にインパクト

見た目にはオレンジから黄色で、半透明に透き通っていて、硬い。硬いほうが香りが立つのだそうだ。説明書きによると、幅2〜3センチの薄切りにして、そのままいただくのが基本だという。

薄く切ったものを手にしてみると、なかなかのはかなさだが、口にすれば意外なほどのインパクトがある。塩気とともに、ねっとりとした感触。卵の一粒一粒から、うまさの波紋が広がる。日本酒のつまみとしては、たしかにまことに極上の品だ。

大根と合わせたり、お茶漬けやパスタにしてもおいしいらしいが、残念ながら今回は分量の関係から、そのような贅沢な使い方はできなかった。

商品名:長崎からすみ
製造:味藤
サイズ:約60グラム
価格:3150円(税込)