見えていなくても見えてくる
先日のみちくさ学会発表会にお越し頂いたみなさま、どうもありがとうございます。
ひたすら外蛇口の写真を見せられて戸惑う方もいらっしゃったかと思いますがこれからも外蛇口をよろしくお願いいたします。ということで、今回は外蛇口本体が殆ど出てこないシリーズ。
「箱入り娘」タイプと勝手にグループ分けした蓋付きのタイプを紹介したい。
このタイプ、基本的に蓋に覆われているために本体をなかなか見ることができない。
かろうじて判別できるのは「散水栓」とかかれた蓋のみという、
これまた発見に戸惑うものばかりなのだ。

さらにはこのように文字が殆ど見えなくなり、ただの金属製の蓋になっているものも。
これはかなりの熟練者にならないとそうそう発見することができないと思う。
うっすらと見える「散水栓」の文字がおわかりになるだろうか?
これが唯一の手がかりなのだ。

ぎりぎり見えていないが、比較的わかりやすいと思われるタイプがこれ。
ホースと開きかけの蓋が目印で発見できるものである。
これが蓋のみであればわかりにくいが、ホースに随分と助けられている。
外蛇口とホースはいつでも持ちつ持たれつの関係なのだ。

これは送水口に助けられているタイプ。
水回りカテゴリーはひとくくりにされるのか、送水口のすぐ近くにある場合も多い。
どうしても送水口のが大きくて目立つのであるが、その側にひっそりと佇む外蛇口をにも
是非とも注目して欲しい。

壁に設置されると何故か屋外コンセントが近くにある場合が多い。
水と電気は近くでないほうが良いのではないか?
と思うが、電力を作るのに水力は欠かせないからあながち間違いでは無いのだろう。
強引な解釈かとは思うが、そういうことで納得しておこう。

地面にある蓋はマンホールが近くにあることも多い。
先日の発表会でマンホーラーの方も発表されていたが、最近はこれも気になる。
今まで気にしていなかったのが、猛烈に視界に入ってきて良い刺激になっているのだ。
外蛇口もそうだが、マンホールもよくよく気にして見ているとたくさんの種類があり面白い。
まさに「みちくさ」とはそういうことなのだ、と再認識をした。

今まで蓋ばかりを見せつけられて「外蛇口が無いではないか!」と思われる方もいらっしゃる
と思うので、最後は蓋と本体のコラボを紹介したい。
こんな近くに2つも外蛇口を設置してどうするのだと思えなくもないが、
いろいろと思考を重ねた結果、この状態になっているのだろう。
「世の中に不思議なことなど何もないのだよ。」という、ある小説の中で語られる名言がある。
不思議に思うのは自分の持っている価値観の中の世界であって、他人の価値観からは
当たり前のことだったりするのである。
そこを理解しようとするかしないかで自分の見てる、見える世界が変わるのだ。
無理に理解しようとする必要は無いのだが、少しでも興味を持ったら
気にして見ると面白くなるのではないだろうか。
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