イングランドがガーナとスコアレスドロー、ケーン決定機逃す…トゥヘル監督「厳しい試合だった」
【ボストン(米マサチューセッツ州)=平沢祐】ワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は23日(日本時間24日)、1次リーグ第2戦が行われ、K組はポルトガル(世界ランキング5位)がウズベキスタン(同50位)に大勝した。
L組はイングランド(同4位)とガーナ(同73位)が無得点のドロー。クロアチア(同11位)はパナマ(同34位)を下し、2敗のパナマは1次リーグ敗退が決まった。(世界ランキングは11日時点)
イングランド0―0ガーナ
引き分けでともに勝ち点を4に伸ばし、1次リーグ突破に向けて前進した。イングランドは終始優勢に試合を進めたが、エースのケーンが決定機を逃すなど、最後まで相手ゴールを割れなかった。ガーナは再三のピンチをしのぎ、2試合連続無失点で踏ん張った。
引いた相手を崩しきれず
2試合を終えて勝ち点4は悪くない結果とはいえ、終始押していたイングランドにとってはやや物足りない引き分けだ。トゥヘル監督は「第2戦も初戦とは全く異なる、厳しい試合だった」と表情を硬くした。
ガーナは時に最終ラインを5枚にして、中盤の選手も陣形をコンパクトに保った。イングランドは両サイドから攻め立てたが、前半は決定機を作れなかった。
後半は、選手交代で打開を図った。終盤、途中出場のサカがドリブルから放ったミドルは、GKが好セーブ。その直後、同じく後半投入のオライリーがクロスに合わせたヘッドは枠に嫌われたが、ボールはフリーだったケーンの元へこぼれた。しかし、頼みのエースが至近距離から放ったシュートはゴールマウスのはるか上を通過。シュート数で19対2と圧倒しながら、あと一押しが足りなかった。
ライスは「突破するスペースがほとんどなかった」と相手の高い集中力をたたえつつ、「ボールを持った時にもう少し工夫できたかもしれない」と悔やんだ。

初戦でクロアチアから4点を奪ったとはいえ、引いた相手を崩すのはやはり簡単ではない。1次リーグ最終戦は、格下パナマとの対戦。再び押し込む展開が予想される試合で、解決策を見いだしたい。(平沢祐)
