「今まで感じられなかったことを経験できた」姫野誠が北米遠征で得た手応え携えJ1の舞台へ「皆さんと喜べるように頑張りたい」
現在はFIFAワールドカップ2026と同時期に北米遠征を行うU−19日本代表に帯同中。約1カ月にわたる長期活動も大詰めを迎えている。姫野は「U−19日本代表としていい積み上げができていますし、A代表との練習試合を含めて、サポートメンバーの役割としてもすごくいいものを得ている」とここまでを振り返った。
姫野の持ち味は鋭いドリブルと左右両足から放たれる正確なキック。トレーニングマッチは完全非公開で行われたため、多くを明言することは避けたが、「(トレーニングマッチで)1対1をしていいプレーもできましたし、できなかったこともあった」と収穫と課題の両方を得た。「A代表の選手たちからは圧を感じますし、間合いや強度など今まで感じられなかったことを経験できた」と振り返り、「自分のやるべきことをプレーすれば、相手がA代表でもJ1のチームでも確認することができたので、それを続けていきたい」と見据えた。
千葉の育成組織出身ということもあり、ファン・サポーターからの期待も高い。JリーグオールスターDAZNカップではクラブ間投票で1位に輝いた。結果的にU−19日本代表への選出により辞退という形になったが「この1カ月で学べたことはすごく多い。残り一週間、チームとしても個人としてももっともっといいものを積み上げていければ」と確かな手応えを口にする。
まもなく帰国の途につく姫野。8月から始まる26/27シーズンの明治安田Jリーグでは、激闘を制して悲願の昇格を果たした千葉にとって、まずはJ1定着が大きな目標となる。「得点を取るところ、チームを勝たせるところ。チームとして勝って、皆さんと喜べるように頑張りたい」。北米で得た貴重な経験を胸に、期待の若武者は新たなシーズンへ向かっていく。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
