「日本とは戦いたくないですね」 W杯で他国に増す恐怖感…米解説陣はスウェーデン戦「大勝する」予想
北中米ワールドカップ
サッカーの北中米ワールドカップ(W杯)を戦う日本代表は、20日(日本時間21日)に行われたグループF第2節のチュニジア戦で4-0の勝利を収め、グループ成績を1勝1分け(勝ち点4)の2位とした。米メディアは、日本の戦いぶりを称賛。「ノックアウトラウンドで彼らとは対戦したくないですね」と識者たちが戦々恐々としていた。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のサッカー専門X「CBSスポーツ・ゴラッソ」は、番組内で日本について出演者が語った場面の動画を公開した。その中で、第3節スウェーデン戦に向けて「(日本が)大勝すると思います。日本のすべての試合を見ていて大好きなのですが…」と、元プロサッカー選手のダリアン・ジェンキンス氏は語っている。
ジェンキンス氏はオランダ戦で「ピッチの中央にはファン・ダイクがいるのにどうしてクロスを送るのか」と思っていたというが、「日本代表はオランダ相手にヘディングで得点しているんです。クロスを送り込み、遠距離から得点し、ありとあらゆる方法で得点している」と脱帽。オランダの強力なサイド攻撃を止められず、1-5で敗れたスウェーデンと比較した上で「日本チームは決定力があり、スピードもあり、カウンタープレスも非常に優秀」と褒めたたえている。
それを受けて、サッカーアナリストのマルコ・メッシーナ氏は、第3戦について「おそらく得失点差の勝負にもなるでしょうね。なぜならオランダは日本と勝ち点で並んでおり、彼らは実際、得失点差でプラス4だから」と予想。「日本がスウェーデンを倒す得点差よりも、オランダがチュニジアを倒す得点差の方が大きくなると想像せざるを得ない」とした。
一方で「日本は先制されても追いついてくる。その戦いぶりには、まったく恐れを感じさせないものがあるんです」とここまでの戦いぶりを評価。「日本とオランダ、この2チームは今大会のダークホースと見られていましたよね。そして実際、この先の大会でも両チームとも強烈なインパクトを残す可能性があると思います。本当に手強い相手です」と称賛していた。
日本代表のユニホーム姿で登場した元米国代表のジミー・コンラッド氏は「日本について興味深いこと」として、直前でチームを離れた遠藤航や選出外となった三笘薫、南野拓実ら負傷者について言及。オランダ戦で負傷交代となった久保建英を含めて、「彼らのベストプレーヤー4人が欠場している」ことを挙げている。
コンラッド氏は日本代表を「非常にテクニカルで、戦い方を熟知していて、美しいサッカーをする」としながらも、「あと少しフィジカルの強さと闘争心が欠けている」と指摘。ただ怪我人が続出する状況下で、「今、私はこのチームにそれが備わっているような気がします。彼らは戦うつもりだ」と、語っている。
その理由について、「ベストプレーヤーを4人失った時、それ(強さと闘争心)が増幅されるのではないかと思います。なぜなら、生き残るためにはそうしなければならないとわかっているからです。だから私は日本に本当に感銘を受けている」と語ると、「ノックアウトラウンドで彼らとは対戦したくないですね」と既に日本代表への警戒心を露わにしていた。
(THE ANSWER編集部)
