「推し活」一緒に楽しめる場に 川崎・中原の老舗文房具店が色分け商品 新たな客層に活路

川崎市中原区北谷町の老舗文房具店「文具倶楽部(くらぶ)CLiP釻s」が、好意を持つ対象を応援する「推し活」向けの商品販売やワークショップに力を入れている。店の雰囲気も明るくなったといい、地元に根付いた文房具店が減少する中、店を営む夫婦は「お客さんと一緒に推し活を楽しめる場になれば」と新たな客層へとつながりを広げている。
同店は1955年の創業から71年間、地域住民に親しまれてきた。しかし、通信販売や大型店の台頭もあり、かつて周辺に6軒ほどあった文房具店は次々と姿を消し、現在は同店だけになった。社長の山本守弘さん(67)と店長の真弓さん(61)は「街の小さな文房具店は絶滅危惧種。普通に経営していても先がない」と危機感を募らせていた。
