米ヤム・ブランズ、ピザハット事業売却―中国メディア
中国メディアの中国新聞網は16日、米外食大手のヤム・ブランズがピザハット事業を計27億ドル(約4330億円)で売却する最終合意に達したことを発表したと報じた。
発表は16日にあったもので、中国本土以外のピザハット事業の売却先はプライベートエクイティのロングレンジ・キャピタル、中国本土事業はヤム・チャイナ・ホールディングスとなる。
同日、ヤム・チャイナはヤム・ブランズと最終契約を結び、12億ドル(約1920億円)で中国本土におけるピザハットブランドの所有権を取得すると発表した。取引完了後、ヤム・チャイナの立場は中国本土でのピザハットブランド所有者へと変わり、ピザハット中国はヤム・ブランズにフランチャイズ料を支払う必要がなくなる。
一方、中国メディアの紅星資本局によると、この2件の売却取引は2026年第3四半期に完了する見込みだ。
ヤム・チャイナの屈翠容(チュー・ツイロン)最高経営責任者(CEO)は、「ブランド所有者となることで、われわれはより大きな戦略的柔軟性を与えられ、メニュー、店舗モデル、運営管理などの分野で継続的にイノベーションを推進できるようになる」と言及。また、「フランチャイズ料の支払いがなくなることで、店舗の収益構造の改善や出店のハードルが下がることが見込まれる」として利益率向上に期待を示した。
ヤム・チャイナは16年にヤム・ブランズからスピンオフし、ニューヨーク証券取引所に上場。20年には香港証券取引所にも上場した。(翻訳・編集/野谷)
