中国・南アジア博、医療・健康分野の新技術を展示 雲南省

【新華社昆明6月14日】中国雲南省昆明市で開かれている第10回中国・南アジア博覧会の「医療・健康館」では、生涯を通じた健康管理や中医薬関連産業、デジタル・スマート医療などをテーマに、医療・健康分野の新たな技術や製品、サービスを展示している。
製薬大手の雲南白薬集団は、煎じ薬の調合、包装、発送までを自動化した「スマート煎薬センター」を模型で紹介した。同センターは2017年の開設から2025年末までに、40を超える医療機関を通じて延べ140万人以上に約1800万袋分の煎じ薬を提供したという。

バイオテクノロジー企業の華熙生物科技は、人工知能(AI)を活用して利用者ごとにスキンケア製品を作る体験スペースを設けた。肌質を測定すると、AIが配合を決め、ロボットが原料の注入や攪拌(かくはん)、密封を行う。約30分で自分専用のスキンケア製品が完成する。
AIを活用した医療・健康サービスは、病院での診断や治療にとどまらず、日常的な健康管理や運動、家庭での健康維持へと広がっている。パキスタンから訪れた医療関係者は、複数の中国企業と協力に向けた商談を行ったとし、スマート健康管理の考え方を本国に持ち帰り、より多くの人々のために役立てたいと語った。(記者/荊昭延)

