ターミナルの大規模改修が進む関西空港(読売ヘリから)

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 香港から金を密輸したとして、大阪府警は20日、いずれも50歳代の男3人を関税法違反容疑などで逮捕した。

 関西空港内で輸出入の手続きをする税関区域内に当時、輸出側と輸入側の利用者双方が使えるトイレがあり、香港から持ち込んだ金の受け渡し場所として使われたという。

 捜査関係者によると、3人は共謀して昨年12月、金貨や金地金計4キロを香港国際空港から関西空港に無許可で持ち込み、消費税などの納付を免れた疑い。府警は、消費税が不要な香港で仕入れた金を日本に持ち込み、消費税込みの価格で売ることで、消費税分を利ざやとして得る目的だったとみている。

 捜査関係者によると、当時、関西空港の税関区域内には、輸出入の申告窓口があるフロアに、輸出側と輸入側の双方が使用できるトイレがあった。男が香港から持ち込んだ金をトイレに置き、輸出の事前申請として税関を訪れていた別の男がトイレから回収して国内に持ち込む手口で、税関に申告することなく国内に金を持ち込んでいたという。

 府警は、3人がこの手口で繰り返し金を密輸していた可能性があるとみている。