新潮社がサブスク開始へ、人文・ノンフィクション系で…週刊新潮は前日に閲覧可能
ビジネスマンをはじめ幅広い知的読者層に向け、新潮社が人文・ノンフィクション系のサブスクリプション(定額制)サービスを始めることが分かった。
オンライン上で週刊新潮や新書、選書、オリジナル記事などが読める。週刊誌の部数が落ち込む中、同社は「出版社がジャーナリズムやノンフィクションを届ける新たな形を探りたい」としている。
新サービスは今月18日に開始する。月額2400円(税込み)、年額2万4000円(同)で、週刊新潮が刊行日前日の水曜日に読めるほか、情報や教養系のオリジナル記事、一部の新書や選書、ノンフィクション、関連した動画なども見ることができる。
従来、出版社は週刊誌と単行本の部署が縦割りで仕事をすることが多いが、この新サービスでは部署を横断して人文・ノンフィクション系のコンテンツなどを提供し、読者の利便性を図ることが特徴だ。3万人の読者の獲得を目標にしている。
インターネットやSNSの普及で近年、週刊誌は販売部数の落ち込みが激しい。日本ABC協会によると、新潮社の経営を支える柱の一つ「週刊新潮」は現在、約9万6000部(2025年上半期)。紙とデジタルを組み合わせた新たな収益モデル作りが急務となっていた。
雑誌の世界では、文芸春秋の「週刊文春」が月額2200円で電子版を展開しており、ほかにもダイヤモンド社など出版各社でオンライン上のサービスが広がっている。
