KNB北日本放送

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黒部市の武隈前市長が市の職員にハラスメントを行ったと指摘された問題を受け、上坂市長はハラスメント防止の条例案をきょうの市議会に提出し、可決されました。

今月の黒部市長選挙で初当選した上坂市長にとって、初めての本会議となったきょうの市議会臨時会。

提案理由説明で上坂市長は「前進を信念とし、停滞することなく、新しい時代のニーズに即した市政運営にまい進していきたい」と所信を述べました。

そして、提出したのが職員のハラスメント防止に関する条例案です。

発端となったのは、市の管理職を対象に今年2月に行われたアンケートです。

回答した管理職の半数以上が、武隈前市長からハラスメント行為を受けたという結果が先月公表され、武隈前市長はパワハラの有無などを調査する第三者委員会を設置する方針を示しました。

今回の条例案では、市長などの特別職からのハラスメントも禁止しています。また、相談窓口にハラスメントの申し出があった場合などに、第三者委員会の設置を検討するとしています。

採決の結果、全員が賛成し、条例は可決されました。

黒部市 上坂市長
「適切な職場環境の形成に向けてよかったと思っています。条例をもとに、いろいろと今後進めていければ」

条例は、きょう即日施行されました。

ただ、この条例は過去の事例には適用されないため、武隈前市長のハラスメントに関しては、この条例を「参考」にして上坂市長が第三者委員会を設置する方針です。