ホワイトソックスの村上宗隆【写真:ロイター】

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敵地ダイヤモンドバックス戦

 米大リーグ・ホワイトソックス村上宗隆内野手が21日(日本時間22日)、敵地ダイヤモンドバックス戦で4試合連発となる9号を放った。メジャー1年目で早くも爆発する26歳に、米記者は「彼を無視した球団の愚かさを浮き彫りにしている」と称賛している。

 初回の第1打席は内野安打を放った村上。2回の第2打席、ダイヤモンドバックス先発ケリーの変化球を強振した。打球は右翼スタンドへ一直線。打球速度113マイル(約182キロ)、飛距離426フィート(約129.8メートル)のアーチを確信して行方を見届けた村上は、一塁ベースを回ると右手を突き上げ、一瞬“お茶点てポーズ”のような仕草を見せた。ベンチのチームメートも呆れたような笑みを浮かべていた。

 米紙「USAトゥデイ」は「ホワイトソックスの強打者、ムネタカ・ムラカミが歴史的なホームランショーを披露」との見出しでボブ・ナイチンゲール記者の署名記事を掲載。「結局のところ、ムネタカ・ムラカミは日本からメジャーリーグへの移行に苦労することはなさそうだ」と心配は取り越し苦労だったと指摘した。

 記事では、メジャーの複数球団が「彼の歴史的な2022年シーズン以降に増加していた三振や空振り率について、『十分にコンタクトできず、パワーを発揮できないのではないか』と懸念していた」と説明。ここまでの活躍により、「フリーエージェント市場で彼を無視した球団の愚かさを浮き彫りにしている」と皮肉っぽくつづった。

 村上は昨年12月にホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億6300万円=当時)で契約。移籍手続きの開始当初は総額「9桁(1億ドル=約157億円以上)」の大型契約も取り沙汰されていた。

 すでに懸念を払拭する爆発ぶり。ナイチンゲール記者は「今になってシカゴ・ホワイトソックスがムラカミを2年総額3400万ドルという控えめな契約で“ほとんど奪い取るように”獲得したことを許してしまったと後悔している」と、他球団の立場に立ってバーゲンだったとしていた。

(THE ANSWER編集部)