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スキマバイトの仲介アプリ「タイミー」をめぐり、利用者9人が運営会社を集団提訴しました。“仕事を一方的にキャンセルされた”と原告側は訴えています。

■あなたの“スキマバイト”経験は?

街の人に聞きました。「“スキマバイト”してますか?」

スキマバイト利用者(29)
「転職の合間にお金がない時に使いました」

カフェで5時間働き、給料は4900円ほど。

スキマバイト利用者(29)
「誰でもできるようなゴミの片付けとか、皿洗いとか簡単なもの」

これまでに170回以上“スキマバイト”をしたという男性は…

スキマバイト利用者(30代)
「人間関係とか悩まずに1日で終わるから、それがメリットかな」

■労働者側の9人が「タイミー」を集団提訴

“隙間時間”を利用して、単発でアルバイトをする“スキマバイト”。労働者側と企業側が“仲介アプリ”を使い、マッチングする仕組みとなっていますが、21日、労働者側の9人が“仲介アプリ”を運営する「タイミー」を集団提訴しました。

訴えたのは“企業側からのキャンセル”についてです。

原告の男性(21日)
「いままで30件以上(仕事を)キャンセルされました。(キャンセル通知に)日当に対しての補償がひとことも書いていないんですね。これは誰がどう考えてもおかしいと思う」

訴状によりますと、原告側は、アプリを通じて求人に応募しマッチングが成立した仕事を一方的な理由で直前にキャンセルされた際、賃金が支払われなかったと主張しています。

9人はタイミーに対し、未払い賃金など合わせておよそ312万円の支払いを求めています。

■原告男性 キャンセル通知に「がく然…」

原告の男性は、90代の母親の介護などが理由で仕事を辞めたため、タイミーの利用を開始したといいます。

そこで、たびたび送られてきたのが…

「企業よりご依頼があり、マッチングをキャンセルさせていただきました」

原告の男性
「働く日にち・場所・時間・日当、全部明確に決まっているにもかかわらず、突然ショートメールでキャンセルされましたというのがくると、がく然としちゃいますね。一番泣きそうになるのは当日のキャンセルですね」

■タイミー「訴状が届いたら内容確認し対応を検討」

タイミーは去年9月から、就労開始時刻の24時間前を過ぎた後に、不可抗力の事情などを除き企業側がキャンセルした場合、原則休業手当の支払いが必要とする見直しを行っていますが、原告側は見直し後も、キャンセルが続いているとしています。

原告側の弁護士によりますと、直前キャンセルについて、過去に企業側の責任が認められた裁判はあるものの、仲介業者の責任を問う裁判は今回が初だということです。

タイミーは、「訴状が届いたら内容を確認し対応を検討する」としています。

(4月21日放送『news zero』より)