“守備イップス”清宮抱える日本ハムは打ち勝つしかない 参考にすべきは“あの山賊”たち
これで守備が改善されれば言うことなしだが……。
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もっかリーグ最多6失策の日本ハム・清宮幸太郎(26)。14日のロッテ戦で一塁守備中に正面のゴロをはじくなど凡ミスをやらかし、新庄監督に「守備イップスだから」と、九回からベンチに下げられた。
それでも15日のロッテ戦は前日同様「2番・一塁」で出場。守備は無難にこなしたものの、4打数無安打だった。
日本ハムはこの日、ロッテに敗れて8勝8敗。チーム防御率3.76はリーグ4位、12失策は同ワーストで、この日も二塁の奈良間のエラーから先制点を与えている。一方、30本塁打、84得点はいずれも同トップだ。
守備力を犠牲に破壊力で勝負--近年、これでリーグ連覇を成し遂げたのが2018、19年の西武、いわゆる「山賊打線」だ。日本シリーズ出場こそかなわなかったものの、チーム打率.273、.265は2年連続でリーグトップ。この2年はいずれも700得点以上をマークしており、2位チームに100得点以上の差をつけている。
「年々バッティングは向上」
一方、守備率、失策数、チーム防御率はすべてリーグワースト。純然たる打力でペナントレースを制した。西武OBの山崎裕之氏は「日本ハムも当面は打ち勝つチームでやっていくしかないでしょう」と、こう続ける。
「日本ハムは清宮、万波、レイエスなど打線の核となる選手がおり、控えでもパンチ力のある選手が揃っている。その意味では当時の西武より、打力は上ではないか。確かに清宮の守備は大いに改善の余地がある。自分が守っている時にどんな打球が来るか、挟殺プレーになったらどう動くかなどを常に考え、想定していればミスは減らせる。まあ、時間はかかるでしょうね。ただ、清宮の打力を考えればスタメンで起用しないのはもったいない。年々バッティングは向上しており、少しでも甘く入ったボールは見逃さない。スイングスピードも魅力です。今の日本ハムは少なくとも当時の西武に比べれば、投手力はある。先発の伊藤、有原らの状態が上がり、ここまで3本塁打5打点のレイエスが一発を量産するようになれば、守りのミスはあってもおのずと勝つ確率は上がるでしょう」
“イップス”の清宮をこの日も一塁で使ったように、新庄監督もその辺りは理解しているはず。破壊力特化、上等ではないか。
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日本ハムといえば、エース伊藤大海がWBCのベネズエラ戦で逆転3ランを被弾。これが決勝点となり、SNS上では誹謗中傷が噴出した。だが、現場からは「あれは伊藤の責任ではない。戦犯は侍ジャパンのベンチだ」との声が上がっている。いったいどういうことか。聞けば唖然とする、杜撰すぎるベンチワークの実態とは。●関連記事 【もっと読む】日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった! では、それらについて詳しく報じている。
