恒例の「人間将棋」を前にクマとの盤外戦! 地上からも上空からもクマ捜索 イベントを安全に行うために(山形・天童市)
去年過去最多の目撃件数となったクマ。今年も目撃が相次いでいます。
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こうした中、天童市では今週末、恒例の人間将棋が行われるのを前に、関係者が会場周辺を巡回しクマやその痕跡がないかを確認しました。
藤井響樹アナウンサー「いよいよあと4日に迫った人間将棋。将棋というと4手詰めといった所でしょうか。先週に引き続ききょうも持ち時間1時間30分を目一杯使ってクマがいないか確認します」
毎年人間将棋が行われる桜の名所、天童市の舞鶴山。きょう桜は6分咲きで本番となる週末には満開となりそうです。
■目一杯の時間をかけクマ対策!
県内外からおよそ10万人の観客が訪れるイベントですが、天童市役所が心配しているのがクマの存在です。
去年、目撃情報が過去最多となったクマ。天童市では去年11月、舞鶴山の駐車場でクマ一頭が目撃されているほか、10月には市内にクマが出没し駆除されています。
今年はまだ目撃情報はないものの、県内では今年、先月29日までのクマの目撃件数が61件にのぼり、去年の同じ時期を大きく上回る状況です。
恒例のイベントを安全に行うために。今回、市は舞鶴山周辺にモーションセンサー付きのカメラ5台を設置しました。
また、先月からクマの状況を調査するため見回りを実施しています。見回りは万が一に備え実行委員会の他、猟友会も参加し、全員で活動できる目一杯の時間1時間半をかけクマの足跡やフンなどがないかを調べました。
天童猟友会 松田光也 会長「(クマは)木の上に寝屋を作る。その周辺には爪痕とかが残る場合もあるがこの舞鶴山に関しては今のところ安心してきていただけるかなと」
■ドローンを使って上空から!
人が通りにくい所は熱探知機能が付いたドローンを使って上空から捜索し、クマがいないことが確認されました。
天童猟友会 松田光也 会長「全国的にクマの出没がすでに色んなニュースになっているが天童市としては最大の注意を払いながら万全の態勢で臨んでいるので楽しみながら来ていただきたい」
天童市 新関茂 市長「(Q人間将棋の見所は?)お主とか拙者はとか(棋士の)武者言葉の掛け合いがすごく楽しいので最近は将棋を知らない方も楽しみな形式となっている。ぜひ皆さんからおいでいただいて楽しんでもらいたい」
訪れる人が春の風物詩を全力で楽しめるように。盤上の戦いを前に人とクマとの盤外戦はすでに始まっています。
