【阪神大学野球 4月4日開幕】育成に尽力、期待の新しい主軸…1部6大学の監督が語る新チーム手応え
阪神大学野球春季リーグ戦は4日、神戸市のほっともっとフィールド神戸で開幕する。リーグ戦3連覇を目指す大産大は、主力が卒業し大幅なチーム編成変更で今季に臨む。昨秋、優勝決定戦で大産大に敗れた天理大は3季ぶりのV奪回に意欲満々。他大学も虎視眈々(たんたん)と優勝をうかがうリーグ戦開幕を前に1部リーグ6大学の監督を招き、心境を聞いた。
▽監督座談会出席者
市川 哲也(大 産 大)
三幣 寛志(天 理 大)
鈴木 英之(関西国際大)
清田 和正(大阪電通大)
松平 一彦(大 体 大)
谷口 純司(甲 南 大)
――始めに現在のチーム状況を教えてください。
市川 バッテリーはじめ主力がほとんど抜けたので、バッテリー中心にどうしていくかを考えてオープン戦を重ねてきました。
三幣 昨年経験してるバッテリーは多いのですが、オープン戦はなかなか結果が出ない状態が続いていました。ただ、経験値はそれなりに高い選手が多いかなと思います。
鈴木 大きなケガをしている選手が昨年と比べるといないので、みんながベストコンディションでリーグ戦に臨もうと選手には言っています。
清田 4年生が抜けましたので、1年生、2年生、3年生含めて(オフの期間は)いろいろもがいてきました。
松平 キャプテンの山下(世虎)を中心に選手たちがああじゃないか、こうじゃないかといろいろ相談してチームづくりをしてきました。
谷口 野手は経験者がたくさん残っているので、ピッチャーがどこまで頑張ってくれるかですね。
――オフにチームとして取り組んできたことを聞かせてください。
市川 昨年秋から戦力がほとんど変わったので、何がというよりも全体的にレベルアップしないと今年はなかなか厳しいかなと思ってやってきました。
三幣 いつも通り、バッテリー中心に守り勝つ野球を考えてチームづくりをしてきました。その中で、去年は1点差で負けてる試合も多かったので、そういうところにもこだわってきました。
鈴木 昨年の秋から重いバットを振ることでパワーアップを図ってきました。その成果に期待しています。
清田 うちは基礎体力強化ですね。ピッチャーはシンプルに走って、野手は振り込んでという形で。全体のレベルを上げようじゃないかという形でやってきました。
松平 筋力トレーニングを中心にやったり守備力の強化を目指してやってました。
谷口 全体的に底上げをして誰が出てもいいような状況になってきたのでいい結果が出てるかなと思っています。
――春合宿はどうされましたか。
市川 宮崎県でキャンプをしました。もう10年目ですね。キャンプでは打ち込みがどうしても中心になってしまうのですが、今回はピッチャーも従来よりは数多く投げさせたような気はします。
三幣 愛媛県西条で2月10日から10日間、キャンプを張りました。いつも通り数を多く、投手も野手も練習量を積んだ10日間になったと思います。
鈴木 大分でキャンプしたのは、コロナ明けから今年で4年目になりました。今年は人数を絞る形でやりました。
清田 久しぶりの春季キャンプで鹿児島の種子島に1週間ほど行ってきました。体力強化をして、ピッチャーは走り、バッターは振り込んで。気候もすごく良くて、いいキャンプができたんじゃないかなと思ってます。
松平 2月後半から3月前半にかけて9日間、宮崎県の南郷で3年目のキャンプを張りました。参加したのは188人。今回は実戦練習を多くして、一日練習できる日が大阪ではつくれないので朝から夜まで練習していましたね。
谷口 先にBチームが和歌山でキャンプを張り、帰ってきたらAチームが愛媛・西条に入るという形で行いました。
――昨年のチームと今年で変わったところはどこでしょうか。
市川 昨年は4年生が本当に中心でした。今年は経験してる選手が2、3人ぐらいなので、この子たちがしっかり頑張ってくれて、中心になってくれれば新しい顔が出てくることに期待したいなと思います。
三幣 投手はずっと投げていた選手がいますが、野手は春秋の首位打者だった浅野、小池の2人が抜けたので打線はやはり落ちるところがあります。それをカバーしていかないと。
鈴木 昨年秋は、1戦目、2戦目先発を予定していた投手が2人とも投げられなかった事態になってしまったのですが、今のところは投げられそうな感じなのでそこだけは少し安心材料ですね。ただ、後ろの投手が少し心配なので、昔みたいに1戦2戦完投完投でもいいと思ってしまいます。
清田 全員野球で戦っていくしかないなという形なんですが、日替わりでヒーローが出てくれればいいですね。
松平 キャプテンと選手たちが話し合ってる機会が多いので、いろいろな意見を出し合いながら進んでいるのは昨年と少し違うかなというところに期待しています。
谷口 (2部では)入れ替え戦まで敗戦なしだったのでそのままいきたいのですが、そのままいったら負けると思ってるんで、投手陣(の構成)を変えます。
――期待している選手を教えてください。
市川 ピッチャーでは、昨年ちょこっと投げてる竹内(悠真)。野手では目川(投)ですね。
三幣 キャプテンの大森(瑛斗)が軸にはなると思います。キャッチャーの田中幹紘も頭角を現してきてます。全員期待したいんですけれども、この二人とピッチャーは的場(吏玖)、徳井(仁一朗)がしっかり頑張ってくれたらなと思っています。
鈴木 昨年秋は投げられなかった藤本(拓己)が今のところ成長したというか状態がいいので、土日両方投げてもらおうかなと思っているぐらい。野手に関しては4年生の田中(武斗)、キャプテンの伊藤(遥喜)です。
清田 全員期待してるんですけれど、やはり鬼橋(昂汰)主将にまとめてもらって、後はキャッチャーの徳山(颯基)。野手では白川(裕一朗)、ピッチャーで言えば石原(大暉)、口分田(くもで)柊二は少し経験ありますから、結果を出してくれればいいかなと思ってます。
松平 ピッチャーは一番登板経験も多い高田(純誠)がどれだけ頑張ってくれるかっていうところが重要かなって思っています。野手はいろいろいますけれど、やはりキャプテンの山下がチーム全体の柱になってくれればと期待しております。
谷口 ピッチャーで一人、これはっていうのが出てきたので彼には期待しています。名前は秘密です。
