ベッツの“矢田先生効果”を打撃コーチも認める「ボールをしっかり捉えられている証拠」 課題は体重維持
スター軍団の中でも、ひときわ存在感を放つ男の「進化」を首脳陣も認めた。前日27日(日本時間28日)のダイヤモンドバックス戦で右中間への逆転3ランを放ったムーキー・ベッツ内野手(33)をアーロン・ベイツ打撃コーチが称賛した。
1─2の3回、大谷、タッカーが連続四球でつくった1死一、二塁の好機。ベッツは相手先発・ネルソンが投じた外角直球を振り抜き、右中間スタンドへと運んだ。「あれは2020年を思い出した。彼が加入した年、右中間への本塁打があった」と振り返ったコーチは「あのような打球が出ている時は、ボールをしっかり捉えられている証拠である。良い兆候だ」と笑みを見せた。
ベッツは昨季、3月中旬に体調不良を起こし、東京ドームでの日本開幕シリーズを欠場するなど、体重が最大で約11キロ減少。春先の不調がシーズンを通して影響したが、それでも打率.258、20本塁打、82打点を記録。本来の数字ではないものの、底力を発揮してチームの2年連続ワールドシリーズ制覇に貢献した。
今季はキャンプ中から「由伸がやってきたことを見れば、取り入れない手はないでしょう」と同僚・山本の個人トレーナーを務める柔道整復師の矢田修氏に“弟子入り”。やり投げや肩車などのトレーニング法を指導され、着実に練習をこなした。“矢田先生効果”について前日の試合後には「逆方向への本塁打は久しぶりだったので、効果が出ているのかもしれない。努力してきたことが結果として出た。自分を誇りに思った」と話していた。
進化を続けるスターにベイツ打撃コーチも絶大な信頼感を示す。パフォーマンスを維持するために「昨年はシーズン序盤に体調を崩し、体重が落ちていた。彼は体重がないとスイングスピードが出ないタイプだ。だから体重を維持する必要がある」と今後の課題を挙げた。
