■「導入して終わり」にしない!24時間365日の伴走
── 他のネットワークベンダーやサービスとの決定的な違いはどこにあるのでしょうか?
宮平氏:一言で言えば、「導入後の運用まで、すべての責任を背負う」という覚悟です。これまでのネットワーク管理が苦しかった最大の理由は、トラブルが起きた時に「誰に助けを求めればいいかわからない」という点にありました。回線キャリアは「機材の問題だ」と言い、機材メーカーは「回線や設定に問題がある」と言います。この“責任の押し付け合い”の間で、担当者は途方に暮れてしまいます。

私たちは、物理的なLAN工事(おまかせLAN構築)から、最新のWi-Fi運用(ギガらくWi-Fi)、そして導入後の365日のサポートまでをワンストップで引き受けます。万が一トラブルが起きれば、我々のサポートデスクが遠隔でお客様の機器の状態をチェックし、即座に切り分けを行います。

原因がネットワーク側にあるのか、それともPC側の設定なのかを迅速に判断するため、担当者が配線の下に潜って埃まみれになり、ケーブルを一本ずつ確認する必要はもうないわけです。この「運用のプロが背後に控えている」という事実は、兼務で多忙を極める担当者にとって、何物にも代えがたい安心感に繋がっています。

■インフラの安定が、企業の「攻め」の姿勢を作る
── 実際にこれらのサービスを導入した企業からは、どのような反響がありますか?
宮平氏:「社員からのクレームがピタッと止まり、ようやく自分の本来の業務に時間を使えるようになった」という声をいただくことが一番の喜びです。しかし、私たちが提供する真の価値はその一歩先にあります。インフラが安定すると、お客様のIT活用に対するマインドが変わるからです。

これまでは「ネットワークが重くなるから、クラウドサービスの導入は見送ろう」とか「Web会議は接続が不安だから極力避けよう」といった、インフラの弱さを理由にした消極的な判断が目立っていました。しかし、強固な基盤が整えば、それらの懸念は消えます。

── インフラの安定が、デジタルトランスフォーメーション(DX)の呼び水になるということでしょうか?
宮平氏:その通りです。高品質なWeb会議が当たり前になり、社外とのコミュニケーションが活発化し、より便利なSaaSを次々と活用し始めます。ネットワークという「守り」を鉄壁にすることで、初めて企業は「攻め」のIT投資へと舵を切れるようになります。私たちは、その進化を支える土台を提供しているのだという自負があります。

── 最後に、ネットワーク課題に頭を抱える企業の担当者へメッセージをお願いします。
宮平氏:ネットワークは現代のビジネスにおいて、電気や水道と同じ「止めてはならないライフライン」です。それを知識の乏しい中で、片手間で管理し続けるのは、今の時代あまりにリスクが大きすぎます。

私たちは単にルーターやケーブルという「モノ」を売る商売ではありません。お客様が不安から解放され、本業に100%集中できる「時間」と「平穏な日常」を提供したいと考えています。
「どこが悪いかわからないけれど、とにかく繋がりにくくて困っている」のように、漠然とした悩みで構いません。まずは一度、我々に困っていることを相談してほしいです。

── ご多忙中のところ、本日はありがとうございました。

取材を通じて見えたのは、インフラの不備が「組織の士気」をも削いでいる実態だ。担当者の孤独や社員の不満。こうした目に見えないコストを、プロの手で取り除く意義は大きい。インフラを外注することは、決して弱音ではない。むしろ本業という戦場で戦うための「賢明な武装」だ。ネットワークが呼吸するように安定したとき、企業は初めて迷いなくDXという次なるステージへ踏み出せるだろう。