[11.30 ラ・リーガ第14節 ソシエダ 2-3 ビジャレアル]

 ラ・リーガは30日、第14節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダがビジャレアルに2-3で敗れた。久保は2試合ぶりに右ウイングで先発復帰し、0-2で迎えた後半15分に今季初アシストを記録。昨季は数々のキラーパスを出しながらも味方が決め切れず、0アシストに終わっており、一昨季の24年5月16日のバレンシア戦以来563日ぶりのアシストとなった。

 直近5試合負けなしと復調傾向のソシエダだが、この日はFWミケル・オヤルサバルを負傷で欠く中、厳しい戦いを強いられた。

 まずは前半24分、ビジャレアルMFテイジョン・ブキャナンに右サイドを攻められ、久保がマークについていたDFアルフォンソ・ペドラサにペナルティエリア内に侵入されると、クロスにFWアジョセ・ペレスが反応。スライディングシュートで押し込まれ、先制点を許した。

 さらに後半13分、ソシエダは自陣左サイドでMFカルロス・ソレールがDFサンティアゴ・モウリーニョにボールを奪われ、カウンターを許すと、モウリーニョのクロスはA・ペレスがフリック。ファーサイドに走ったMFアルベルト・モレイロに拾われると、豪快なミドルシュートで0-2とされた。

 ところがソシエダも後半15分、ソレールが中盤で相手のパスをカットし、蹴ったボールが右サイド上空に上がると、久保がこれを落ち着いてトラップ。4人を引きつけながらカットインすると見せかけ、中央にパスを送ると、これを受けたソレールがミドルシュートを突き刺し、1点を返した。久保は一昨季の24年5月16日のバレンシア戦以来563日ぶりのアシストを記録した。

 1-2で迎えた後半32分、ソシエダは今季のBチームでラ・リーガ2部15試合6ゴール3アシストを記録している20歳のFWゴルカ・カレーラを投入。カレーラはこれがトップチームデビューとなった。さらに同38分には久保、MFブライス・メンデスが下がってMFミケル・ゴティとMFベニャト・トゥリエンテスが入った。

 それでもソシエダの勢いは止まらない。後半40分、ゴール正面でトゥリエンテスが倒されてファウルを誘い、FKを獲得すると、キッカーは負傷明けで途中出場のFWアンデル・バレネチェア。同42分、鮮やかに壁の上を越えるキックでゴールに突き刺し、土壇場で同点に追いついた。

 バレネチェアは前節のオサスナ戦(◯3-1)で50m級のロングシュートを決めていたが、またしてもスーパーゴールを決めた形。劇的なドローで6試合負けなしに大きく近づいた。

 ところが後半アディショナルタイム、ソシエダはカウンターから次々にピンチを迎えると、一度はトゥリエンテスのスーパークリアで難を逃れたが、後半45+5分に波状攻撃から失点。A・モレイロにこの日2点目となるミドルシュートを突き刺され、無念のラストプレー被弾で6試合ぶりの黒星となった。