流れを明らかに変えた“切り札”伊東純也。持ち前のドリブル突破と正確無比のクロスでブラジルを混乱に陥れた【日本代表】
日本はいきなり中村や上田の個人技からゴールに迫りそうなシーンもあったが、ブラジルがボールを保持した局面ではウイングバックの堂安と中村を含む5バックで対応。カタール・ワールドカップのドイツ戦後半やススペイン戦を想起させた。
とはいえ、20分過ぎまで上手く試合を運んでいた日本も26分に失点。さらに32分にもガブリエウ・マルチネッリにゴールを奪われ、あっさり0−2とリードを広げられて甘さを露呈した。
しかし後半、ブラジルの陣形が間延びしたからか。攻め込む時間帯が増えた日本は52分に相手のミスを逃さなかった南野が1点を返すと、62分に伊東純也からのクロスを中村が決めて同点に追いつく。さらに71分に上田が伊東のCKから逆転弾と一気に試合をひっくり返した。
前半の出来からは考えられない逆襲劇だったが、明らかに流れを変える切り札となったのが54分から途中出場した伊東だ。持ち前のドリブル突破と正確無比のクロスでブラジルを混乱に陥れた活躍は称賛に値した。
結局、日本は3−2でブラジルに勝利。この王国から初めて白星を掴んだ。ただ、あくまで本番は来年のワールドカップということを忘れてはいけない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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