ガチ古価値観「女は25過ぎたら売れ残り」…上司が告げた“クリスマスケーキ理論”に呆然【作者に聞く】

【漫画】本編を読む
憧れの業界に新卒で入社し、希望に満ちていた社会人生活。しかし、彼女を待っていたのは壮絶なパワハラ地獄だった。自身のリアル体験談を漫画にして発信している尾持トモさんの書籍『人生崩壊〜会社ぐるみのいじめで苦手な人と無理やり付き合わされました』を紹介。
社内ぐるみのいじめや罵声、そして苦手な人との無理な交際など、休職や適応障害に陥っても終わらない辛い日常が描かれ話題になった。




初めて知った「クリスマスケーキ理論」について、尾持さんは「私も上司から告げられて初めて知りました。クリスマスケーキは12月24日によく売れ、25日にもまあまあ売れ、26日以降は売れなくなるという仮説を女性の年齢にたとえ、『女性は25歳までに結婚すべき!』という考え方です。当時私は24歳近かったので、彼氏がいなければすぐに売れ残るよ!と脅されていたんです」と語る。
「インタビューを受けて調べてみたらかなり古い価値観のようでびっくりしました。結婚は何歳でもできますし、今は結婚しなくても幸せ、という時代なのに…とても時代錯誤だなと思いました」と、その理論に驚きと疑問を呈した。
■課長と子分たち…悪夢の「〇〇会」
事務課のメンバーは、ボス的存在の事務課長と、彼女に髪色やメイク、趣味まで合わせる子分2人だ。「課長が気に入らない人は2人も気に入らないし、一緒にいじめる」という環境で、新たなメンバーは誰でもやりづらいだろうと語る。
「嫌田さんと2人で飲みに行きなよ」という提案など、会社では日常的に「〇〇会」と呼ばれる飲み会が開催されていた。「今週〇〇会あるから行きなさい」といった強制参加のような空気があり、嫌田さんが主催の場合は「嫌田会」と呼ばれていたという。
希望に満ちあふれていた新卒社会人が、過酷なパワハラで「人生が狂っていく」過程を描いた『人生崩壊〜会社ぐるみのいじめで苦手な人と無理やり付き合わされました』を読んでみてほしい。
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