【社長・細貝萌の生き様】「ホームでまだ2勝しかできていない」GMとして現場にもタッチ。目標は変えず「とにかく前進するしかない」
それ以外にも、個人マネージャーと毎週1回は朝6時からオンラインミーティングをしたり、早朝からのランニング、パーソナルトレーナーを付けてフィジカル強化に取り組んだりする日もあり、「時間がものすごい勢いで過ぎていきます」と本人も苦笑する。
とはいえ、今季のJ3は勝点差が詰まっており、J2昇格プレーオフ圏内の6位・奈良クラブまでのポイント差は10。後半戦の残り16試合で巻き返しを図れれば、まだ昇格を狙える。
「現場の方は、強化部長の佐藤正美さんが中心になって動いてくれていますが、当然、課題は少なくない。それは順位や勝点を見れば分かることですし、なかなか難しい状況にあるのは事実だと思います。
それでも、今季のJ3は上から下まで密集していますし、僕らとしては上を目ざしてやっていくという目標は何も変わらない。それだけの選手のクオリティがあるとも考えていますし、とにかく前進していくしかないんです」と、細貝社長は目標設定を変えることなく、中断明けもしぶとく戦い抜く覚悟だ。
そこで気になる点を挙げてもらうと、「アディショナルタイムの失点数」だという。
「今季の総失点は34なんですが、そのうち7失点がアディショナルタイム。それはやはり多すぎます。26日の鹿児島ユナイテッドFC戦では早い時間帯に先制したにもかかわらず、最終的に後半38分に決勝点を奪われ、逆転負けしてしまいました。
終盤の失点に関しては、沖田優監督とも話をしています。コンディションやゲーム運びなどいろんな要素がありますし、何か1つを改善すればいいというわけではない。今季は攻撃的にやっていこうというマインドを選手に植え付けている分、総得点30と得点力は昨年よりアップしていますが、失点が増えてしまっている現実がある。それは確かです。
だからと言って、守備を徹底的に固めるスタイルにシフトするイメージはありません。さらに得点を伸ばし、失点を減らしていけるように、僕は社長・GMとしてバックアップしたいという思いが強いです」と彼は語気を強めていた。
