“安全な車”にはきちんとした基準がある!

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昨今の自動車の安全基準に関しては、万が一の衝突時の安全性だけではなく、いかに衝突を免れるか、さらには万が一の事故時に円滑に救助を求められるかなど、総合的な観点から安全性能が評価されます。

各メーカーは総合的に安全性を高めた車を開発していますが、それを客観的に評価する機関『自動車事故対策機構(NASAVA)』というものがあります。

NASAVAは現在、車の安全性を「衝突安全性能(100点満点)」と「予防安全性能(82点満点)」で点数化し、その合計を星の数で表示しています。

満点の星5つに関しては合計151.03点以上、119.81点以上で4つ、90.75点以上で星3つ…といった感じです。

最新の安全な車ランキング|⾃動⾞安全性能2020

NASAVAの評価基準や点数・星の付け方などは、ブラッシュアップされます。まずは⾃動⾞安全性能2020に基づいた、最新の安全な車ベスト10を紹介します。

■第10位 スズキ ハスラー(146.93点・★★★★)

第10位にはスズキ ハスラー(マツダ フレアクロスオーバー)、がランクイン。

軽自動車ではありますが、衝突時の衝撃をうまく吸収してくれるボディや、事故を事前に防ぐ『スズキ セーフティーサポート』の装備など、高い安全性能を誇ることが特徴です。

それらの装備以外にも、視界が広く保たれている大きめな前後の窓、視認性の高いメーター類など、安全に対する細かい配慮も抜かりないのも評価に繋がっています。

ちなみに、OEMのマツダ フレア クロスオーバーも同じ評価を受けています。

■第9位 ダイハツ タフト(161.68点・★★★★) 

第9位にはダイハツ タフトがランクイン。軽自動車という制約がある中でも高い衝突安全性能を誇るボディが採用されています。

乗員の安全はもちろんですが、ボンネットやフェンダーなどには衝撃を緩和する装置や衝撃を吸収するスペースを設けてあるため、万が一の歩行者との衝突時にも可能な限り衝撃を吸収する仕組みになっています。

ダイハツ車に備わる予防安全装備『スマアシ』も熟成が進んでいます。

前方の車を追従するアダプティブクルーズコントロールや、ペダルを踏み間違えた際の急発進抑制装置など、事故を未然に防ぐための装備にも抜かりがない、安心安全な1台です。

■第8位 三菱 ekワゴン(167.72点・★★★★)

第8位には三菱EK ワゴンがランクイン。こちらも軽自動車ですが優れた安全性能を誇り、踏み間違いによる急発進を抑制する機能や、車線逸脱防止機能などの基本的な機能はもちろん搭載。

さらに、雨天や夜間など、後部の視界が見えにくい際に非常に役立つ『デジタル ルームミラー』が装備されます。

デジタルルームミラーは後部を鏡ではなく備え付けのカメラ映像を映し出すことができるため、より鮮明に写すことができます。

さらには周囲360度を映し出すマルチアラウンドモニターを装備することができますので、更なる安全性を高めることができます。

■第7位 日産 キックス(172.03点・★★★★)

第7位には日産の小型SUV キックスがランクイン。ボディには高強度安全ボディ(ゾーンボディ)+歩行者障害軽減ボディを採用し、乗員、歩行者に優しい設計となっています。

また、車両が危険な状態に陥りそうな時に回避動作を支援する電子デバイス(アンチロックブレーキシステムや横滑り防止機能など)もしっかり装備され、衝突自体もできる限り防ぐ工夫がなされています。

高速道路では前者との一定の車間を保ってくれ、さらには車線の中央をキープしてくれる日産独自の『プロパイロット』も装備され、こちらも事故の防止に一役買ってくれます。

万が一事故を起こしてしまった際にも、SOSコール機能も搭載されますので、ボタン一つでオペレーターに接続できて安心です。

■第6位 トヨタ ヤリス(173.41点・★★★★★)

第6位はトヨタの小型車ヤリスがランクイン。

トヨタ車では初となった優れたパーキングアシスト機能『アドバンスト パーク』機能は、車両に搭載されたカメラとソナーにより周囲を監視しながらステアリング、アクセル、ブレーキを制御し、駐車完了までサポートしてくれます。

また、衝突を未然に防ぐプリクラッシュセーフティの機能も進化し、昼夜問わずに交差点などでの歩行者も検知、日中であれば自転車も検知できるようになったため、安全性能が向上しています。

万が一の事故の際にはエアバッグの展開を検知した際に自動的にオペレーターに接続され、応答がなければ自動的に緊急車両の手配がされる安心機能も備えている事も特徴です。

■第5位 ホンダ フィット(174.40点・★★★★★)

第5位にはホンダの人気コンパクトカー フィットがランクインです。

ホンダが誇る予防安全装備『ホンダ センシング』はフロントカメラ、フロントソナー、リアソナーの3つの検知方法で昼夜問わず危険を察知することができます。

優れた検知性能は、車線逸脱だけでなく、路肩の草木や砂利ですら検知することが可能になっています。

衝突時に車内の安全を確保するエアバッグにも工夫がなされ、展開時に早く、長く、優しく膨らむエアバッグが採用されています。

エアバッグだけではなく、低速で後方から追突された際にシートが衝撃を緩和し、首への負担を軽減してくれる頸部衝撃緩和シートを運転席、助手席に装備しています。

■第4位 トヨタ ヤリスクロス(175.70点・★★★★★)

第4位にはトヨタの小型SUV ヤリスクロスがランクインです。第6位のヤリス同様に、優れた駐車支援システムが装備され、軽度な事故の抑制効果を高めています。

踏み間違いによる急発進を抑制する昨今における基本的な装備に加え、先行車や対向車を検知し最適な位置を照らしてくれるアダプティブハイビームシステムも選択できます。

ヤリスクロスにもエアバッグの展開を検知した際にオペレーターへ接続されるヘルプネットが装備され、万が一の事故の際にも安心できます。

■第3位 日産 デイズ(175.72点・★★★★★)

第3位には日産デイズがランクインです。軽自動車という安全性能としては不利となる規格でありながら、安全性能に関する評価は非常に高いものとなっています。

同社の軽自動車としては初となる『プロパイロット』が搭載され、高速道路走行時には前車との車間距離を一定に保ち、車線中央をキープしてくれます。

周囲の安全を確認することができるインテリジェントアラウンドビューモニターには移動物 検知機能が搭載され、駐車中に人や自転車の動きを検知すれば表示とブザーで注意を促してくれます。

また、軽自動車としては珍しいSOSコール機能も搭載されています。事故発生時にはエアバッグの展開で自動通報されるなど、このような機能も高評価に繋がっています。

■第2位 トヨタ ハリアー(177.68点・★★★★★)

第2位にはトヨタの高級SUV ハリアーがランクインです。事故を未然に防ぐ機能としてプリクラッシュセーフティーが装備され、前方の自動車はもちろん交差点などでの歩行者、昼間であれば自転車の検知も可能になっています。

悪条件時の後方視界もしっかり確保できるデジタルインナーミラーも装備され、できる限り死角を無くす工夫がなされています。

オペレーターとの連携機能も搭載され、万が一事故に遭ってしまった際のサポート体制も充実しています。昨今では事故時の安全性能だけではなく『いかに事故を防ぐか』が安全性能の評価に繋がっています。

■第1位 スバル レヴォーグ(186.91点・★★★★★)

安全な車ランキング第1位を獲得したのは、スバルのステーションワゴン レヴォーグです。

スバルが誇る予防安全装置である『アイサイト』は、発売当初からトップクラスの信頼性を保っており、現在も最も高い評価を誇っています。

広い視野を持つステレオカメラによる前方の監視と、周囲に張り巡らされたソナーを独自のソフトウェアで管理し、あらゆるシチュエーションでの事故防止に効果を発揮します。

さらには最新機能『アイサイトX』が装備され、GPSや順天頂衛生『みちびき』などからの情報などで自車位置を正確に把握し、快適で安全なロングドライブをサポートしてくれます。

万が一の衝突の際にも強度の高い衝突安全ボディがしっかりと衝撃を受け止めてくれます。さらには乗員を守るエアバッグに加え、歩行者を保護するエアバッグも社外に装備されます。

乗員にも歩行者にも優しい、間違いなく日本一安全意識の高いモデルです。

安全な車をジャンル別にランキング

最新基準での総合ランキングをご紹介しましたが、次からは「SUV」「軽自動車」「コンパクトカー」「ミニバン」それぞれのジャンルで、安全な車を10位からピックアップしました。

2020年以前の評価は、「乗員保護性能(59点満点)」、「歩行者保護性能(37点満点)」、「シートベルト着用警報装置評価(4点満点)」の合計100点および、予防安全性能評価も含んでいます。

こちらでも得点により星の数で総合評価され、82点以上が星5つ、72.5点以上82.0点未満が星4つ、63.0点以上72.5点未満が星3つとなります。

※ただし点数が高くても「ASV(先進安全自動車)」としての評価値は異なります。ランキングはわかりやすいよう、単純に点数および星の数だけで順位を付けています

安全な車ランキング【SUV編】

■第5位 レクサス UX(87.3点・★★★★★)

第5位にはレクサスの小型SUV UXがランクイン、少し小柄でありながら、高剛性かつ軽量なボディを持っているのが特徴です。

夜間の安全性を確保する装備として、先行者や対向車には光を当てずに必要な部分のみを効率よく照らしてくれるアダプティブハイビームシステムを採用しています。

アドバンスドセーフティシステムに関しては先程のNXとは大きく変わりませんが、道路標識を表示し、注意を促してくれるロードサインアシストも装備され、事故の防止に役立っています。

UXはレクサス車の中では比較的安価なモデルになりますが、この辺りの装備には抜かりがないので安心です。

■第4位 トヨタ RAV4(88.9点・★★★★★)

第4位はトヨタ RAV4です。『ぶつからない』をサポートするシステムであるプリクラッシュセーフティーを採用し、前方の車や壁以外にも、昼夜での歩行者、昼間の自転車も検知し事故の予防ができます。

昨今のトヨタ車と共通し、高いボディ剛性で安全性を高めています。さらには優れた4WDシステムによって状況の悪い道でも安全に走破することができます。

エアバッグ連動タイプのヘルプネットも搭載され、万が一の際にも安心できる1台です。

■第2位 三菱 エクリプス クロス(89.7点・★★★★★)

安全な車ランキングSUV編の第2位は、三菱エクリプスクロスです。エクリプスクロスのボディには衝突安全強化ボディ『RISE』が搭載され、全方向からの衝突に対して高い安全性能を誇ります。

インテリアにもルーフサイドやピラー、クォータートリムに乗員の頭部を保護する頭部衝撃緩和インテリアを装備しています。

もしもの衝突事故を未然に防ぐシステム『三菱e-Assist』の評価も高く、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報システムなど基本的な予防安全装備もしっかり備わっています。

■第2位 レクサス NX(89.7点・★★★★★)

同率第2位にはレクサス NXがランクイン、衝突を未然に防ぐための安全装備として、アドバンスドセーフティが装備されます。

もしもドライバーのブレーキが間に合わずブレーキが踏めなかった場合にもプリクラッシュブレーキが作動し、時速50kmの場合は衝突を回避、あるいは衝突被害を軽減してくれます。

歩行者、自転車が相手の場合は速度差が40kmの場合であれば衝突を回避、または衝突被害を軽減できます。高級チャンネルであるレクサスの名に恥じない優れた安全装備は非常に魅力的です。

■第1位 スバル フォレスター(96.5点・★★★★★)

安全な車ランキング第1位に輝いたのはスバル フォレスターです、スバル車に関しては予防安全装備である『アイサイト』の評価が高く安全性に関しては高いレベルを実現しています。

そんなアイサイトも2021年8月発売予定の新型フォレスターには新世代モデルが搭載され、更に安全性が高まることが期待されています。

新世代アイサイトには従来モデルよりも視野が広くなったステレオカメラが搭載され、交差点においてもこれまで以上に危険を回避することが可能です。

さらには走破性が高いことも知られ、雪道など危険が伴うシチュエーションでも安心感のあるドライブが可能なモデルです。

安全な車ランキング【軽自動車編】

■第5位 ダイハツ タント(80.2点・★★★★★)

安全な車ランキング、軽自動車編の第5位には人気軽トールワゴンであるタントがランクイン。

軽自動車としては初となる駐車時のステアリングアシスト『スマートパノラマアシスト』を装備するなど先進の安全技術を搭載したことで話題を呼びました。

ブレーキアシストなどの基本的な予防安全機能に加えて、暗い交差点でハンドルを切った方を照らしてくれるサイドビューランプや、60km以上で走行中に強くブレーキを踏んだ際にブレーキランプと同時にハザードランプが高速点滅する『エマージェンシーストップランプ』など、細かい部分にも安全意識が行き届いたモデルとなっています。

ちなみに、OEMのスバル シフォンも同じ評価を獲得しています。

■第4位 スズキ ジムニー(81.4点・★★★★)

第4位にはスズキ ジムニーがランクイン。ジムニーは他の軽自動車とは異なり、別にラダーフレームが装備されます。そのため車全体の剛性が高く、安全性が高いのも特徴です。

さらには衝撃吸収ボディーを採用しつつ、歩行者被害軽減ボディーも部分採用しているため、乗員にも歩行者にも優しい設計です。

先進のブレーキサポートシステムの搭載ももちろんですが、4WDによる走行安定性も予期せぬ事故を防ぐための重要な要素となっています。

■第3位 ダイハツ ミラ トコット (81.5点・★★★★)

第3位にはダイハツ ミラ  トコットがランクイン。トコットには先進の安全装備であるスマートアシストⅢが装備されています。

スマートアシストⅢは、前方の車両以外にも歩行者の検知が可能になりました。前方の危険を音やブレーキアシストで回避、または回避を促してくれます。

軽自動車には若年層から高齢ドライバーまで幅広いユーザーがいるのも現状です。ペダルをうっかり踏み間違えてしまった際の急発進を抑制する誤発進抑制を備えていることも安心です。

■第2位 日産 デイズ / 三菱 ekワゴン (86.5点・★★★★)

日産 デイズ ハイウェイスター

第2位には日産デイズ、三菱EKワゴンがランクインです。

ブレーキとアクセルを踏み間違えた時に急発進を防ぐ安全装備など、昨今の基本的な装備はもちろんですが、2台先を走る車両の急減速を感知するインテリジェント FCW(前方衝突予測警報)という玉突き事故のリスクを軽減するハイテク機能なども装備されます。

三菱 ekワゴン

走行性能としては横滑りを検知した際に車両の姿勢を整えるVDCを装備し事故を未然に防ぎ、高強度安全ボディーや、室内には7個のエアバッグを装備するなど、万が一の衝突事故に対する備えも万全です。

■第1位 ホンダ N-WGN(88.7点・★★★★)

安全な車ランキング、軽自動車部門第1位はホンダ N-WGNです。N-WGNにはホンダ最先端の予防安全技術 Honda SENSINGが搭載されます。

衝突軽減ブレーキは道路を横断中の自転車も検知することができるようになり、安全性はさらに高まりました。

走行性能としては横滑り防止機能や加速時のタイヤの空転を防ぐトラクションコントローラを装備。

急な上り坂などでの発進時に車が後ろに下がる事を防ぐ昼スタートアシスト機能など、細かい事故防止機能も備わる部分も安全性能評価の高さに繋がっています。

安全な車ランキング【コンパクトカー編】

■第5位 ダイハツ トール  / トヨタ ルーミー(★★★★)

ダイハツ トール

安全な車ランキング、コンパクトカー編の第5位は、ダイハツ トールとトヨタルーミーです。予防安全機能としては『スマアシ』が装備され、自動ブレーキに関しては歩行者の検知も可能です。

衝突安全ボディや歩行者被害軽減ボディも採用され安心感もありますし、窓が大きく視界が広いことも安全性能に繋がっている印象を受ける1台です。

トヨタ ルーミー

ちなみに、OEMであるスバル ジャスティ、現在はカタログ落ちしているトヨタ タンクも同じ評価を獲得しています。

■第4位 トヨタ パッソ/ ダイハツ ブーン(★★★★)

トヨタ パッソ

第4位にはトヨタ パッソ / ダイハツ ブーンがランクイン。小型ながらも衝突安全ボディーを採用し、あらゆる方向からの衝突にも強い設計になっています。

万が一の衝突を防ぐ予防安全装備『スマートアシストⅢ』も装備しされているため安心感があります。

ダイハツ ブーン

コンパクトな車体で扱いやすい上に、踏み間違い防止機能などの安全装備も充実しているため、幅広い年齢層に支持されているモデルです。

■第3位 マツダ2(★★★★★)

マツダ MAZDA2(2020年)

第3位はマツダのコンパクトカー マツダ2がランクインです。軽量かつ高剛性なSKYACTIVE-BODYを採用しています。

予防安全機能としてアドバンスト スマート シティ ブレーキ サポートを装備し、夜間の歩行者も検知できる自動ブレーキが備わります。

安全装備だけでなく運転がしやすいペダル類のレイアウトや、脇見運転を防ぎドライバーが運転に集中しやすいように考えられたインテリアパーツのレイアウトなど、細かい配慮が行き届いたモデルです。

■第2位 スズキ クロスビー(85.2点・★★★★★)

第2位にはスズキのコンパクトSUVクロスビーがランクイン。万が一の衝突に備えて衝突安全ボディ『TECT』が与えられ、衝突時の衝撃を吸収、分散される特徴があります。

先進の予防安全装備には、夜間の歩行者を検知できるデュアルカメラブレーキサポートや、踏み間違いによる誤発進抑制機能も備わります。大きめに設計された窓による視界の良さ、操作しやすいパネル類など、細かい配慮も抜かりが無いモデルです。

■第1位 トヨタ カローラスポーツ(87.8点・★★★★★)

安全な車ランキング コンパクトカー編第1位は、トヨタ カローラスポーツです。

予防安全装備としてプリクラッシュセーフティを採用し、昼夜問わず歩行者を検知できるだけでなく、昼間であれば自転車も検知し、万が一の際のブレーキアシスト等で危険の回避をアシストしてくれます。

万が一の事故の際にもエアバッグ連動のヘルプネットサービスが備わりオペレーターとの自動通信に対応していますので、非常に安心感の高いモデルになっています。

安全な車ランキング【ミニバン編】

■第5位 三菱 デリカD:5 (評価基準が2010年度以前のため点数なし)

三菱 デリカD:5(2020)

安全な車ランキング ミニバン編 第5位は三菱 デリカ D5がランクイン。

先進の予防安全装備として『三菱 e-Assist』を採用し、衝突被害軽減ブレーキに関しては対車のケースで時速5km以上、歩行者であれば5km~65kmまでの範囲での検知が可能です。

また、前方に備わるレーザーレーダーによって車両や障害物を検知している状態であれば、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を抑制してくれます。

ボディには全方向からの衝突に強い衝突安全ボディ『RISE』を採用し、万が一の衝突時にも高い安全性能を誇ります。

■第4位  日産 セレナ(★★★★★)

第4位には日産 セレナがランクイン。先進の予防安全装備としてインテリジェント エマージェンシーブレーキを採用し、前方の車両や歩行者を検知し衝突回避をサポートしてくれます。

万が一の衝突に対しても高強度安全ボディ+歩行者被害軽減ボディを採用、乗員にも歩行者にも優しい設計です。車内にも前席のSRSエアバッグ、全席にカーテンエアバッグも装備されていますので安全性は高いです。

ちなみに、OEMのスズキ ランディも同じ評価を獲得しています。

■第3位 トヨタ アルファード / ヴェルファイア(★★★★★)

トヨタ アルファード

第3位にはトヨタの高級ミニバン アルファード / ヴェルファイアがランクインです。

予防安全装備としてプリクラッシュセーフティーを装備し、自動車などの障害物はもちろんですが、昼夜での歩行者、日中の自転車も検知し衝突回避行動をアシストしてくれます。

トヨタ ヴェルファイア

車体の大きなミニバンにとってありがたい機能として、駐車場などから後退する際に左右から接近してくる車両を検知しドアミラー内のインジケーターが点灯しブザーで知らせてくれるパーキングサポートブレーキ機能も備わります。

高級ミニバンとして成熟されたモデルなので、細かい部分にも配慮が行き届いたモデルです。

■第2位 トヨタ ヴォクシー  / ノア (★★★★★)

トヨタ ヴォクシー

第2位にはトヨタ ヴォクシー / ノア がランクイン。

予防安全装備『トヨタ セーフティーセンス』は前方を監視する単眼カメラ、レーザーレーダーによるブレーキサポート、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を抑制してくれる機能が備わります。

細かい部分では後方から衝突された際のむち打ちの軽減に効果があるWILLコンセプトシートを運転席、助手席に採用しています。

トヨタ ノア

重心が高くなり、緊急時に挙動が不安定になりがちなミニバンですが、走行状況に合わせてステアリングやブレーキ、駆動力を制御し安定感を高めてくれるS-VSC+アクティブトルクコントロール4WD協調制御をガソリン4WDモデルに採用し、こちらも安心感のある装備となっています。

■第1位 ホンダ オデッセイ (★★★★★)

安全な車ランキング 第1位は、ホンダ オデッセイです。惜しまれつつも2021年内での生産打ち切りが発表されていますが、高い安全性能を誇るモデルです。

予防安全装備『Honda SENSING』による衝突軽減ブレーキや、車線の逸脱を検知しステアリングをアシストしてくれる機能が標準装備となります。

カメラで車両の真上からうつしたような視界を再現できるマルチビューカメラシステムや、前後8つの超音波センサーで周囲の障害物を検知しナビ画面の表示とブザーで警告してくれるパーキングセンサーなど、死角が多くなりがちなミニバンにとっては嬉しい機能が満載。

軽い事故を防止してくれる細かい機能も充実している魅力的なモデルです。

安全装備の過信は禁物!安全運転を心がけて

各メーカーは新型車の発表ごとに、先進安全機能のアップグレードや装備の追加を行っており、車の安全性は総合的に向上しているといえます。

しかし、衝突被害軽減ブレーキは完全なる自動ブレーキではなく、あくまでドライバーの操作をアシストするもの。車間距離維持やステアリングサポートも、完全なる自動運転ではなく、ドライバーの疲労や負担を軽減するものです。

安全性の高い車に乗っているからといって、普段の安全運転の心がけを忘れてはいけません。

こうした先進安全装備を搭載した車に初めて乗る際は、各機能の作動条件や注意事項を必ず確認しましょう。

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