小室眞子さんと小室圭さん

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「(街に)1回も出たことがないので、わからないです」

【独自写真】コスプレ姿の小室圭さん、眞子さんではない美女と笑顔で密着!

 “世界の中心”ともいわれるニューヨークの印象について、そう語ったのは、エンゼルスの大谷翔平。4月18日(現地時間)、ニューヨークのヤンキー・スタジアムで行われた試合後の囲み取材で、米国内での時差ボケ対策を明らかにしたのだ。

 海を越えて、その活躍ぶりが毎日のように報じられるスーパースターもいれば、今ではすっかり動向をうかがい知ることができなくなった夫妻もいる─。

膨らんでいく“体調不安”

「小室さん夫妻が渡米してから、間もなく1年半が経過します。最近では数か月に1度、外出する姿がキャッチされる程度で、彼らのニュースを目にする機会はめっきり減りました」(皇室担当記者)

 小室圭さんは今年2月、ニューヨーク州の弁護士として正式に登録された。生活基盤が整い、ようやく地に足がついたかと思われたが、前途には暗雲が立ち込めている。

「今年3月、圭さんの勤務先で16人のスタッフが解雇されたそうです。リストラ対象者は、パラリーガルやアシスタントだったといいますが、弁護士の圭さんも“明日はわが身”といった状況なんだとか」(同・皇室担当記者)

 ニューヨーク州の弁護士資格を持つ清原博弁護士は、リストラが進む背景について、

「'20年からのパンデミックは、世界経済に打撃を与えました。米国では会社の買収・合併を検討する企業が多く、弁護士への相談件数が増えたため、法律事務所では積極的にスタッフを増員。ただ、コロナ禍の収束により、そうした依頼が減り、彼らを雇い続けることができなくなっています」

 100人以上を解雇した事務所もあり、圭さんも決してひとごとではない。

アメリカは、日本のように労働環境が法律で守られているわけではなく、たとえ勤務態度がよかったとしても、コスト削減を理由に、容赦なく解雇されます。勤続年数は関係なく、将来的な顧客獲得が見込めなければ、新人弁護士もリストラの対象になり得ます」(清原弁護士

 3度目の正直で弁護士資格を手にしたのに、一難去ってまた一難。険しい道のりが続く中、眞子さんの体調も芳しくないようで……。

「渡米前に公表した『複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)』による体調の不安は膨らむ一方です」(宮内庁関係者)

 4月6日発売の『週刊新潮』に掲載された夫妻の近影からも、眞子さんの体調が優れないことが見て取れた。

「ノーマスクが定着したニューヨークで、眞子さんがマスクを着用していたのは、人目を避けるためかと。ノーメイクで、両手をアウターのポケットに突っ込んで歩く姿に皇族時代の面影はなく、心配になるほどでした」(同・宮内庁関係者)

現地コミュニティーに参加しない眞子さん

 日本にいるときのように、一挙一動が報じられるわけではない海外生活は、眞子さんにとって療養しやすい環境だといわれていた。

「回復のためには、バッシングがない状況で時間が経過する必要があります。否が応でも、自身に関する報道に触れてしまう日本に対し、率先して情報を集めない限り、批判を見聞きしないアメリカのほうが居心地がいいだろう、と」(皇室ジャーナリスト)

 渡米直後は、夫妻がラフな服装で街を闊歩する姿がたびたび目撃された。

「自由な生活を手に入れた彼らの結婚について、人気ドラマになぞらえて“逃げるは恥だが役に立つ”と振り返る人もいました」(同・皇室ジャーナリスト)

 眞子さんが『メトロポリタン美術館(MET)』でキュレーターのアシスタントとして就職したとも報じられた。

「METの公式サイトで、作品の解説文を手がけるなど、活発に活動していた時期も。お元気になってよかったと思ったのもつかの間、昨年2月以来、眞子さんが手がけた解説文は掲載されていません」(前出・宮内庁関係者)

 では、なぜ眞子さんの症状は快方へ向かわないのか。

「主な理由は、現地で頼れる人がいないこと。気軽に帰国できる状況でもなく、孤独と不安を募らせているようです」(同・宮内庁関係者)

 ニューヨークには日系団体が複数あるが、眞子さんはいずれのコミュニティーとも距離を置いているようだ。

「“元皇族”という肩書を利用するために接近してくる人がいないとは言い切れないため、気軽に親しくなれる状況ではないのでしょう。日系団体としても、眞子さんと接点を持てば“サポートしている”と邪推されかねず、自然と避け合うかたちになっている」(在米ジャーナリスト)

秋篠宮ご夫妻も眞子さんを把握できず

 精神科医の大山芳子さんは、複雑性PTSDの患者に見られる特徴を解説する。

「過去のトラウマによるフラッシュバックや過覚醒、強い警戒心のほか、感情調整の困難さから自傷行為に至るケースも。自己に対する否定的な感情が強く、対人関係の維持や信頼関係の構築が難しくなります」

 メンタルケアが進んでいるアメリカだが、懸念点もある。

「母国語以外の言語を用いての診察となると、ご自身の胸中を表現しづらいです。それに、医師は日本人の国民性や文化を必ずしも酌み取れるとは限りません。精神科医にとって、患者の背景を理解することが大切ですが、元皇族という特殊な背景を持つ眞子さんの場合、微妙なニュアンスを含めた意思疎通を図るのは相当ハードルが高いと推測されます」(大山さん)

 症状改善のためには、家族や気の置けない友人のサポートによる、心理的・環境的な安心が求められる。

「秋篠宮ご夫妻は、“眞子さんの症状が芳しくない”とはご存じですが、具体的な状況をつかめていないようです。“娘の体調がよくなるまで、そばで見守ってあげたい”というのが本音では」(前出・宮内庁関係者、以下同)

 しかし、当分の間は叶いそうにない。

「眞子さんは結婚騒動以来、国民を“敵”として捉えてしまっている節もあり、帰国は何としても避けたい意向だといいます。頼みの綱である圭さんは、解雇の危機にさらされながら、新米弁護士として奔走する日々。このままでは眞子さんのご体調が快方に向かうとは、到底思えません」

 “逃げ恥婚”の代償は、あまりにも大きすぎた─。

清原 博 国際弁護士アメリカの法律事務所で勤務後、帰国して『むさし国際法律事務所』を開業

大山芳子 精神科医。日々の診療に携わる一方、『美ボディコンテスト』で複数回優勝した経験を持つ