現代の万病のもと「腸もれ」ストップ! 健康の要「腸管バリア」を強化するヨーグルトの乳酸菌のチカラ
病気や不調を引き起こす「腸もれ」がコロナ禍で増加!?


理由はよく分からないけど、最近、体調が優れないし疲れが抜けない。何だかお腹の調子が悪い。そんな悩みを抱えている方はいませんか? 編集部が得た情報によると、それは「腸もれ」が原因かもしれません。

腸もれ? 何やら聞き慣れない言葉だけど…。いったいどういった現象なのでしょうか。今回、専門家の方に詳しい話をうかがいました。専門家によると、コロナ禍の影響で腸もれになる人が増えているといいます。そして、腸もれの大きな要因となるのは「腸管バリア」のゆるみだそう…。えっ? 腸管バリア!?

腸もれや腸管バリアとはいったい何なのかーー。強化するための方法とは? 詳しく紹介していきましょう。

監修:
大島忠之 先生
兵庫医科大学 消化器内科学 准教授、医学博士
2023年4月より岡崎市医師会公衆衛生センター(愛知県)予定

吉汲祐加子 先生
国立消化器・内視鏡クリニック院長
2023年4月より東京大学医科学研究所附属病院外科 非常勤講師兼任



さまざまな病気の原因かもしれない「腸もれ」


腸の内壁には、腸を守る腸管バリアという機能があります。このバリア機能が低下すると、腸に穴が開いてしまい、病原菌などが体内にもれ入ってくるーーこの現象が「腸もれ」です。欧米ではすでに腸もれに関する研究が進んでおり、「リーキーガット症候群」と呼ばれています。「リーキー(Leaky)」は「もれ」、「ガット(Gut)」は「腸」という意味だそう。まさに「腸もれ」ですね!

もれ入った病原菌などが血管に入り、血流に乗って全身に広がっていくと、それがさまざまな病気や不調の原因に。下記の表を見てください。身近に感じる体調不良も、もしかしたら腸もれが原因かも…。



驚くべきことに、日本人の7割に腸もれの可能性があるともされています。また、消化器専門医の吉汲祐加子氏は「コロナ以降、この症状が疑われる患者が2〜3割ほど増えたと感じている」と指摘。コロナ禍の影響で運動不足や不規則な生活、ストレスが溜まりやすくなった方も少なくないと思いますが、そうした変化が影響を与えていると考えられるそう。

下痢や疲労感といった身近な症状は腸もれの兆候かもしれませんし、小麦食品をよく食べるといった一般的な生活習慣が腸もれにつながる可能性も。気になる方は下記のセルフチェックを試してみましょう。危険度「高」や「中」の方は、生活習慣の見直しをするとよさそうですね!




外敵を通さない! 人体の健康を守る 「腸管バリア」


口から入った食べ物は、食道→胃→小腸→大腸→肛門とつながる1本の管を通って消化・吸収、排泄されていきます。この消化器官の中で、小腸から大腸の部分を「腸管」といいます。

この腸管そのものは体内を通っていますが、その内側は外界と直接つながっているため、腸は「内なる外」ともいわれています。腸管の中は未消化の食べ物などが通るだけでなく、細菌やウイルスといった“外敵”も入ってきます。そんな外敵が侵入して悪影響を及ぼさないよう、腸管はバリア機能が充実しているというわけ。

消化器官の中でも優れたバリア機能を備えているのが腸で、これは腸の表面積は膨大な広さがあり、外敵と遭遇しやすいため。腸には外敵を確実に撃退するためのバリア機能が備わっており、これが腸管バリアなのです。

腸には全身の免疫細胞の7割以上が集まっているといわれるのも、それだけ腸がリスクにさらされているから。このバリア機能は人体に必要な栄養素や水分だけを体内に通し、病原菌や有害物質などの異物が入り込むことのないよう、まさに“関門”の役割を果たしているといいます。

【腸管バリアの3つの異なる機能】
1_細胞間を強くつなげてすき間を閉じる役目を果たすタイトジャンクションなど、壁となって外敵や異物の侵入を防止する物理的バリア
2_異物と接して排除するなどの働きを持つ、抗菌ペプチドなどの化学的バリア
3_腸管バリアを強化する働きがある、腸内細菌などの微生物的バリア




イメージするなら、腸管バリアは腸の安全を守る“防衛軍”。「タイトジャンクション」という強い武器(盾)を持った“腸上皮細胞軍”のほか、“抗菌ペプチド軍”や“腸内細菌軍”が、細菌・ウイルスや未消化の食べ物を通さないように、身体を守っているのです!

バリアの劣化で「腸もれ」発生!「腸管バリア」が劣化するワケ


腸管バリアによって守られている腸内環境ですが、細胞と細胞のすき間で腸上皮細胞の結合部分であるタイトジャンクションがゆるみ、通常は体内に入れない異物がそのすき間からもれ入ると…恐れていた腸もれが発生!

それはまさに、“腸上皮細胞軍”らが奮闘を見せていたのに、タイトジャンクションという盾が破られて、そこから細菌や未消化の食べ物などが侵入してしまうイメージ…!




腸もれによって体内に異物が入り込むと、免疫システムが作用し、異物を撃退するために戦ってくれます。これによって発生するのが「炎症」ですが、身体の組織を傷つけることにもなり、多様な病気を引き起こしてしまいます。そう考えると、腸もれを防ぐことが健康維持につながるといえますね。

近年、腸もれを抱える方が増えつつあるのは、現代人の生活様式と大きな関係があります。肉食中心などの欧米化した食事や心身のストレス、不規則な生活といった要素が重なると腸内細菌のバランスが崩れ、それが腸管バリアの劣化につながってしまうそう。あなたも心当たりがありませんか?




腸もれストップ!「腸管バリア」を強化するLB81乳酸菌パワー


腸管バリアを強化して腸もれを防ぐにはどうすればいいのでしょうか? 実は、以下のような食事や習慣を意識することで、強化につなげることができるといいます。

●腸管バリアを強化する食べ物・成分
・発酵食品(ヨーグルト、漬物、納豆、味噌など。腸で善玉菌を増やす作用を持つ菌が含まれる)
・食物繊維(腸内細菌を増やす)
・ネバネバ食品(オクラ、なめこ、めかぶ、山いもなど。腸粘膜を丈夫にする)
・オリゴ糖(善玉菌の増殖や活性化をサポートし、悪玉菌の増殖も抑える)

●腸管バリアを強化する食習慣
・食事を規則的に取る(身体のリズム、腸の動きを維持できる)
・よく噛んで食べる(消化が楽になり、腸への負担が軽減される)
・空腹の時間をつくる(殺菌性のある消化液が悪玉菌を処理してくれる)

上記の腸管バリアを強化する食べ物の中でも、ヨーグルトの乳酸菌は腸内にすみつかないため、少しでも毎日摂取するほうがよいといわれています。さらに、最新研究では「LB81乳酸菌」にはタイトジャンクションの破壊を抑制する作用があることがわかりました。

実験で腸管バリアが破壊された腸もれ状態の細胞を再現し、ここにLB81乳酸菌に含まれる2つの菌株を加えて、タイトジャンクションの強化との関係を調べたところ、LB81乳酸菌によって腸管バリアの破壊が改善されることが確認できたのです!

タイトジャンクションの破壊が抑制される仕組みとしては、LB81乳酸菌が「タイトジャンクションを構成する物質の増加に働く」ことと「タイトジャンクションの強化をサポートする」ことで、腸管バリアを強化していると推察されています。




ヨーグルトを使った料理で腸管バリアを強化しよう!


LB81乳酸菌が含まれたヨーグルトと、腸管バリアを強化してくれる食材を組み合わせた、ダブルで働く簡単レシピをご紹介。レシピを参考にLB81乳酸菌が含まれたヨーグルトを積極的に摂って、腸もれを改善する効果を期待し、健康な日々を過ごしましょう!

レシピ監修:清水加奈子さん(管理栄養士)








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イラスト: けえこ
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