チャンネル登録40万人超えの人気カップルYouTuber『きゅっぽんちゃんねる』が破局を報告したが…

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 3月12日、チャンネル登録者数43万人超えの人気カップルYouTuber『きゅっぽんちゃんねる』が破局を発表。元地下アイドルでシングルマザーの“おすず”こと日向すず(29)と、元芸人の“TK”ことTKエンターテイナー(29)は終始和やかな雰囲気の動画の最後に、それぞれが涙ぐんだ……。2人の魅力的なキャラクターからファンも多く、彼らの破局を惜しむ声が相次いでいた。

【写真】パーカーの下にチューブトップ覗かせ……大胆なすず

 しかし、その動画を公開した日の夜にまさかの展開が待っていたのだ。

 すずがインスタライブで泣きながらこのように話す。

《TKに連絡取れなくて……ブロックされちゃった》

《別れた直後は仲良かったんだけど……》

 ただごとではない。一見仲良さそうに見えた2人の間に、何があったのだろうか──。

破局発表後にファンによって発見された“もう1本の動画”

 15年前からの知り合いで、大学生時代に4年間交際していたこともあるふたりが再会。すずが個人で運営していたチャンネルに参加するかたちで2020年4月にカップルチャンネルが誕生。主にお互いにドッキリを仕掛けあう企画が人気で、

『彼女が帰ってきた時に不倫相手が家にいたら...』

『メンヘラ彼女との別居中に他の女を家に泊めた事がバレました...』

 など100万回再生を超える動画も世に出してきた。AbemaTVに出演するなど、人気と露出も増加。すずの可愛らしいルックスやTKの編集技術で順調にチャンネル登録者を増やしていただけに、突然の破局報告は多くのファンに衝撃を与えたようだ。

 3月12日にアップされた破局動画では、すずがメインとなって経緯を説明。別れた理由に関しては、「プライベートと仕事についての価値観の違い」「お互いの必要性」「結婚への考え方」などをあげていた。また今後はカップルチャンネルとして使っていたチャンネルをすずが、サブチャンネルとして使っていたものをTKが引き継ぐ形になると報告。

 続けてすずは、以下のように付け加えた。

《長く話し合ってお互いがちゃんと納得して決めた結論なので大丈夫です》

《お互いに一途に真剣にまっすぐ向かい合ってきたからこその決断だと思っています》

《これからは良き友達として付き合っていけたらいいなと思っています》

 またTKも、YouTuberの相方としてと、プライベートの彼女としての境界を見失ってしまったようで、

《すずちゃんにいっぱい無理させてきて“本当にごめんね”ってことを俺は伝えたい》

《もう何がプライベートで何が仕事か分からなくなって、“仕事のために私を楽しませてるんじゃないか”みたいな、“視聴者のために私を使ってるんじゃないか”みたいな》

《そういう風にきっと(すずの)心が荒んだ時は思わせてしまったかもしれない。だから本当に改めてここでお詫びさせてください》

 とまとめ、お互いに目を潤ませた。同動画のコメント欄は2人の破局に驚く声や、2人の決断を応援する声で溢れていたが、ある動画が発見されたことで、すべてがひっくり返ることとなる。

自身のチャンネルより先に“ゲスト出演”し破局を発表

 問題となったのは、破局動画が世に出る前の3月10日、YouTubeチャンネル『コイラボ 秘密の恋愛研究所』にアップされたコンテンツだ。同チャンネルは、タレントのゆきぽよ・大倉士門、オネエ占い師のむらっちをメインに、毎回ゲストを呼んで話を聞くという内容である。その中の一つ、「登録者45万人のチャンネル、譲ります。」という動画にTKが『TKビビリ社長』と名前を改めゲストとして出演。そこであろうことか、公式チャンネルよりも先に破局を発表してしまったのだ。

 動画の中で終始笑顔のTKは、破局秘話を語った。まず自身が携わってきたチャンネルに関して、

《メインチャンネルの方は彼女にお譲りしまして、彼女は彼女で個人チャンネルとしてやっていくって感じ。僕のチャンネルはサブチャンネルだったものを、変えさせていただいたみたいな》

 と発言。むらっちからの《離婚してマンションあげたみたいな感じ?》という質問に、うなずく一幕も……。

 次にすれ違いに関しても、以下のように説明した。

《彼女に『月に1回でいいからピクニック一緒に行きたい』って言われてたんですけど、それ“契約”してたんですけど。それが最初は月に1回行って、それが半年に1回になって、ほんと後半の方は1年に1回。それすら僕できなかった》

 聞いていたゆきぽよが

《月1のピクニックくらいちゃんとしてほしいって女の子は思っちゃうかもしれない》

 とフォローを入れるも、

《(なんでか)わかんないですね、忘れちゃうんですかね》

 と悪びれる様子もなく語っていた。

 さらに“すずとの結婚”についても言及。

《僕、今29歳なんですけど、彼女も同い年。結婚とか考え出すじゃないですか。29歳から30歳の、そのステージ。リア友のインスタとかのストーリーで、結婚しましたとかめっちゃ流れてくるんですよ。

(彼女に)結婚したいってことを言われてたんですけど、ちょっとやっぱ僕は踏み込めなくて。僕はやっぱ自分のやりたいことをやりたいというか。現状維持とか、普通はこうだよみたいに言われたことをやるっていうのが苦手で。

 結婚している方に聞いたら、『お父さんになったらそうだよ』『もう結婚したらそりゃそうだよ、墓場だよ』みたいな。『そんな嫁の言うことだけ聞いとけば、滞りなくうまく生活がいくものだよ』みたいなこと聞いて、結婚生活に未来が見えなくて。でも、絶対に僕よりもっと幸せにしてくれる人がいるんですよ、彼女も》

《彼女のために時間を割いてあげるみたいなのがほんとに全然できなかったので、絶対この状況よりは幸せにしてくれる人がいるということでお別れしました。
僕は彼女のお母さんとの繋がりもあったんで、彼女にも彼女のお母さんにも泣きながら『時間無駄にしてすいませんでした』って謝って、家を出てっていう》

これには大倉も《賛否あるよ》と発言し、ゆきぽよも《(幸せがどうか)決めるのは私だからねって思っちゃう》と反論。動画内でも突っ込みの嵐だった。

 一連のやりとりを受けて、動画のコメント欄は大炎上。

すずはインスタライブで「親も息子もすごく悲しませました」

「そもそもなんで公式より先に出しちゃったの? そこのところ調整できないの?」

「つくづくクズすぎて笑えない。すずちゃん、ほんとこんな奴と別れてよかったね」

「元々すずちゃんの個人チャンネルで、そこにTKさんが参加っていう形で紹介動画もまだ残ってると思います。2人になってからTKさんが編集を担当していたと思うので、『完全にもう2人のチャンネルだから、別れたから譲る』って認識になったのかと思いますが、譲るって言うより返すが正解ではないでしょうか?」

「チャンネル譲ったっていう表現が許せないです」

 と、もともとすずが個人でやっていたチャンネルにTKが参加するかたちで生まれたカップルチャンネルにも関わらず、“譲る”といった表現を使ったことについても批判の声が相次いだ。

 これにはTKも慌てたようで、

《僕の拙い表現で勘違いを生んでしまい、皆様に不快感を与えてしまい大変申し訳御座いませんでした。お譲りしたという表現はお渡し/お返しした、の間違いです。言語能力のない稚拙な発言を訂正させて頂きます。申し訳ありませんでした》

 などと謝罪コメントを出すも、時すでに遅し。すずと別れて早々“クズ男”の烙印を押されたTKビビリ社長なのであった。

 動画の炎上を受け、深く傷ついたすずは同日に先述のインスタライブを実施。まず例の炎上動画には関与していないこと、どちらの動画が先に出るか分からなかったことを前置きし、涙ながらにこう語った。

《私から言いたいことは、私たちの公式の動画から正式にお別れの理由の動画を出す前に、あの動画が上がってしまったことは本当に申し訳ないなと思います。

 ゆきぽよさんの動画見て、本当はそういう気持ちだったんだんだなって。

 私は正直、そろそろ結婚かなとか、TKとの子どもほしいなとか色々将来のことを考えていたので、納得できない部分が多くて(中略)でもそのくらいTKはずっと私の実家にも住んでたし、親も息子もすごく悲しませました。息子もTKに会いたいって泣いたりとかしてて、それがすごくつらくて何度も『やっぱり戻らない?』って言ったんですけど、やはり彼には『自信がない』と言われました》

「自分が自由に生きる道を選んだんだなって」

 彼らが2度目に付き合ったとき、すずは別の男性との間に子どもが生まれている。TKはそれを承知で付き合っていたはずだが、

《みんなのコメントみてたらずっと(涙を)我慢してたんだなって思いました、自分で。TKは子どもを受け入れる覚悟がないってずっと言ってたんで、私にはそういう風には見えてなかったから、無理に子どもといさせちゃったなって申し訳ない気持ちです。

 私も『(すずには)もっといい男がいる』ってTKに言われて、逃げたなって思いました。自分が自由に生きる道を選んだんだなって思いました》

 と、涙ながらに続ける。子どももTKに会いたがっているという。

《子どもが今4歳で、4歳のうちの3年間はTKといたんですよ。だから子どもにとっても大きい存在だったと思うし、ずっと家に住んでたから。でもデータフォルダ見返しても一緒に出掛けてくれてる写真とかほとんどなくて、私が一人でディズニー連れてったりとか、たまに何回かはあるけどほとんどそういう写真がなくて、家での写真はあるけど。だから本当に彼にとって私の子どもが重荷だったんだなって思いました》

 そして、現在のふたりについて明かすのであった。

《最近の日々は、TKにブロックされてるんですけど、連絡も取れないから、TKのことはなるべく考えないようにして、子どもと仕事のことを考えるようにしています》

 インスタライブのコメント欄は、

「え、なんですずちゃんのことブロックするの? TK、何様なんだろ」

「すずちゃんと子どもがこの先ずっと幸せに暮らせるように応援してます」

「今回のことで、やっぱりシングルマザーは結婚難しいとか他の人とつくった子どもがいると重荷なんだなんて思わないで欲しい。シングルマザーでも結婚したいって人はたくさんいるしすずちゃんが大切ならすずちゃんの子どもも同じように大切にしてくれる人はいます」

「お父さんになってくれると思ってた人に何年も付き合ってから振られるとか耐えられないし、結婚する気ないなら早く決断してほしかったな。そうちゃんもすずちゃんも幸せになれますように!」

 と、彼女の今後を応援するあたたかいコメントで溢れていた。

 インスタライブの最後に、《本当にひどいし大嫌いって思うけど、大嫌いってことは好きな気持ちがまだあるから嫌いって思うのかなって思う》と付け加えたすず。

 今後のふたりの関係は絶望的かと思われるが、これだけ辛い思いをした彼女だからこそ、幸せな未来が待っていると願ってやまない。