台湾の環境保護団体「非常に遺憾」 福島第1原発の処理水の放出時期発表で=写真は共同通信社提供

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(台北中央社)日本政府が東京電力福島第1原子力発電所の処理水について、今年の春から夏ごろに海洋放出する方針を決めたのを受け、原発廃止を求める台湾の団体は13日、「非常に遺憾」だとコメントした。

建設凍結中の第4原子力発電所(新北市貢寮区)に反対する各地の市民団体でつくる「全国廃核行動平台」の広報担当、崔愫欣氏は、海洋放出に反対する意見を同団体が2、3年連続で表明し、日本の環境保護団体も反対の署名を行っていることに触れた上で、それにもかかわらず日本政府が実施を決めたことに遺憾を表明した。

また、海洋放出を前に、日本の団体と共に行動を起こしたり、声明を発表したりする可能性もあると明かした。だが現時点では決定はしていないという。

日本政府に対しては海洋放出による生態系への影響を調査、発表するよう求め、台湾政府にも同様の研究を行い、長期的に監視するよう要望した。

(張雄風/編集:名切千絵)