米台商業協会のハモンドチャンバース会長

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(リッチモンド中央社)米バージニア州で開かれていた台米間の安全保障などについて話し合う「米台国防工業会議」が4日閉幕した。主催する米台商業協会のハモンドチャンバース会長は報道陣に対し、米台間の軍事訓練に今後「重大で実質的な変化」が生まれると話した。

ハモンドチャンバース氏は、米国や北大西洋条約機構(NATO)が2014年からウクライナと共に訓練を積んできたことに触れ、ロシアによる侵攻を受けた後のウクライナ軍の善戦につながったと指摘。戦力的にもコミュニケーション能力的にも大きな影響を与えたとし、米台間でも「実質的な訓練」をより多く行っていくことの重要性を訴えた。

台湾とは戦闘機F16に関する訓練が予定されており、これ以外に米国の海軍や陸軍が参加する訓練を実施する可能性もあるという。予算が確保できれば、来年にも一部訓練が行えるとの見方を示した。

会議では、米国と台湾がどのように他の国々と連携し、中国による武力侵攻を防ぐかについても話し合われたという。中国側に台湾への侵攻は自国の経済や軍事力などに打撃を与えると認識させることで戦争を抑止できると述べた。

同会議は2002年に初めて行われて以来、毎年開催されてきた。今年は2日に始まり、台湾からは国防部(国防省)の王信龍(おうしんりゅう)副部長(副大臣)らが出席した。

(徐薇婷/編集:楊千慧)