バルセロナに戻った「ラ・マシア出身の7名」
多くの名選手を生み出してきたバルセロナのアカデミー。そのユース寮は「ラ・マシア」と呼ばれ、スペイン全土からタレントが集結する。
今回は『Planet Football』から「バルセロナを退団してから戻ってきたラ・マシア出身の選手たち」を特集する。
ジェラール・ピケ

ピケが一度バルセロナを離れていたことはよく知られている事実だが、その一方で今の彼を考えれば想像しにくい出来事でもある。マンチェスター・ユナイテッドに移籍していた彼であるが、アレックス・ファーガソン監督の下でプレーする機会をあまり与えられない時期を過ごした。
フィジカル面の能力でプレミアリーグに適していないと判断された…という話もあるが、彼はイングランドでのキャリアに見切りをつけてスペインへと復帰。そしてバルセロナの最終ラインに定着し、クラブの象徴としての存在になった。
ジョルディ・アルバ

ジョルディ・アルバがバルセロナに所属していたのは少年時代。一説には「体が小さすぎたため」2005年に退団しなければならなかったという。
しかしながら、彼は後にバレンシアの下部組織で成長を見せてトップチームへと昇格。素晴らしい活躍でスペイン代表へとのし上がり、2012年にバルセロナへと復帰を果たしている。
セスク・ファブレガス

ユース時代にアーセン・ヴェンゲルの誘いを受けてイングランドへと移籍し、若くしてアーセナルでレギュラーを奪った。「パトリック・ヴィエラの後継者」として数多くの最年少記録を更新し、スペイン代表でも重要な存在になった。
そして2011年には満を持してバルセロナへと復帰したものの、チャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタらがまだ健在であったことからワントップで起用されるなど難しい状況に。タイトルには恵まれたものの、3年後にチェルシーへと移籍することになった。
ルイス・ガルシア

2000年代に現れたスペインのユーティリティアタッカーは、バルセロナで育成されたものの4回のローン移籍を繰り返し、2002年に加入したアトレティコ・マドリーでようやくブレイクを果たした。
それによってバルセロナは買い戻し条項を活性化させることを選択したものの、1年後には結局リヴァプールへと放出することに。そこで彼はチャンピオンズリーグ優勝を経験しており、ルイス・ガルシアにとっては非常にいいキャリアを過ごすことになった。
エリック・ガルシア

久保建英やアンス・ファティらとともにバルセロナの下部組織でプレーしたが、2017年にマンチェスター・シティのアカデミーへと移籍。プレミアリーグでジョゼップ・グアルディオラ監督の下若くして出番を獲得し、その評価を高めた。
そして昨年の夏に契約満了とともにバルセロナへと復帰。『ここに戻ることは勇敢な選択だった』と宣言し、世界で最も裕福なクラブから、経済的に不安定な愛するクラブへと居を移している。
ジェラール・デウロフェウ

バルセロナに戻って栄光を手にする選手もいれば、逆にそうではない選手もいる。ジェラール・デウロフェウはまちがいなく後者であった。下部組織で「天才ドリブラー」と評された彼は、エヴァートンとセビージャへのローン移籍を経て2015年に退団。
エヴァートンとミランでプレーし復活を印象づけたことで2017年に買い戻し条項が活性化されて復帰するも、結局あまり出場機会を手にすることはできず。半年後にワトフォードへと貸し出され、その後完全移籍している。
アダマ・トラオレ

そして「バルセロナ復帰組」の最新例がアダマ・トラオレだ。ラ・マシアで育成された細身のウイングであったが、トップチームではなかなか出番が得られず、イングランドへと活躍の場を求めた。
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何が起こったのかプレミアリーグでは突如ムッキムキのバッキバキに変貌し、その圧倒的なフィジカルを生かした突進力でサイドを席巻。今回チャビ・エルナンデスが率いるバルセロナに戻ってプレーすることになった。
