寿司は、日本を代表する美食の1つだが、寿司を食べる際に欠かせないのが醤油とわさびだ。わさびが苦手な人もいるが、醤油をつけずに食べる人はほとんどいないだろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 寿司は、日本を代表する美食の1つだが、寿司を食べる際に欠かせないのが醤油とわさびだ。わさびが苦手な人もいるが、醤油をつけずに食べる人はほとんどいないだろう。中国メディアの捜狐はこのほど、寿司に欠かせない「醤油」について、日本と中国の違いを紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、醤油の起源は中国だと紹介した。古代中国に伝わる「醤(ジャン)」がルーツだと言われている。その後日本は、独自の改良を加えて発展を遂げ、今では醤油と言えば中国ではなく、日本のほうが世界的に有名になってしまったと指摘した。

 この理由について記事は、現代の中国での醤油の製造方法が「科学技術を活用して工業化した方法」になっているのに対し、日本では今でも「伝統的な製造方法」を守っているからだと分析した。このため日本の方が発酵にかける時間が長いそうだ。

 そして、中国ではもはや伝統的な方法で醤油を製造していないので、質の高い醤油を見つけることは難しいと指摘する一方、伝統的な方法で製造する日本の醤油はミネラルが含まれていておいしいのだと伝えた。
 
 実際、日本で生産されている醤油の約8割が、アミノ酸を加えない本醸造と言われているが、発酵に時間がかかる。しかし、早く生産して早く売りたい中国の醤油メーカーは低塩固体発酵法という発酵時間が短くて済む方法を採用しているところが多い。この生産方法の違いが味の違いとなっているのだろう。中国の醤油は癖が強くて苦手という日本人は多く、それぐらい日本と中国の醤油は味が違っている。本格的な味わいを求める人が増えてきている中国では今後、日本の醤油の需要が増加していくかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)