オランダ人ジャーナリストがブラジル戦で問題発言

写真拡大

 オランダ人のスポーツジャーナリストがブラジル女子代表GKバーバラに対し、侮辱的な発言をしたとして、国内外で大きな批判を受けているようだ。ブラジル『R7』など複数メディアが報じている。

 ブラジル女子代表は24日、東京オリンピックのグループF第2節でオランダ女子代表と対戦し、3-3で引き分けた。

 オランダのテレビ番組に出演したヨハン・デルクセン氏は、この試合でのバーバラのパフォーマンスを厳しく非難。「このGKは太りすぎではないか? 彼女はセーターを着た豚だ。ブラジル代表にとって完全に笑いものだね。彼女は本当にまともなボールを止めていなかった」と言い放ったという。

 さらに口撃の対象は女子サッカーにも及び、「番組で何か話さなければならないので、試合を観戦していた。私はサッカーよりもハンドボールやサイクリングなど、他の女子スポーツの方が好きだ。女子サッカーは全く面白くない。だが、オランダはブラジルよりも素晴らしいプレーをしたね」と発言。SNSではブラジルのファンを中心に、このコメンテーターへの批判が殺到しているようだ。

 現在72歳のデルクセン氏は元男子サッカー選手で、現役時代にオランダ1部や2部のクラブでプレー。問題発言は今回が初めてではなく、これまでにも何度か“炎上”している。